ウィンブルドン日本語ニュース:サバレンカ快勝発進、パオリーニも逆転で2回戦へ
テニスのウィンブルドン女子シングルスで、第1シードのアリーナ・サバレンカと第4シードで2024年準優勝のジャスミン・パオリーニが、それぞれ初戦を突破しました。優勝候補に挙げられる2人が順当に白星スタートを切り、女子シングルスのタイトル争いは早くも注目度を増しています。
第1シード・サバレンカ、危なげなく2回戦へ
今年のウィンブルドン女子シングルス1回戦で、世界ランキング2位のサバレンカは、カナダのカーソン・ブランスティーンを6−1、7−5のストレートで下し、2回戦進出を決めました。次戦では、チェコ共和国のマリー・ボウズコバと対戦します。
立ち上がりから一方的な展開
第1セット序盤、サバレンカは強烈なショットでリズムをつかみ、いきなり5ゲームを連取。短時間で試合を終わらせそうな勢いを見せました。ブランスティーンがようやく1ゲームを奪った場面では大きな拍手が起こりましたが、流れを変えるには至らず、サバレンカがそのまま6−1でセットを先取しました。
第2セットは激しい打ち合いに
第2セットは一転して接戦となりました。予選から勝ち上がってきたブランスティーンは、何本もの強烈なサービスエースを決めながらリードを保ち、ベースラインでのラリーも互角以上の打ち合いに。スタンドを沸かせる激しいラリーが続きました。
それでも、5−5で迎えた勝負どころでサバレンカが勝負強さを発揮します。プレッシャーをかけ続けた末に、ブランスティーンのフォアハンドをネットに誘いブレークに成功。その次のゲームをきっちりキープし、ストレートで試合を締めくくりました。
肩のケガから復帰、タイトルへの手応え
サバレンカは昨年のウィンブルドン選手権を肩のケガで欠場しており、今年は本格的にタイトル獲得を狙える状態で戻ってきました。試合後には、できるだけ短い時間で勝ち上がり体力を温存したい一方で、第2セットのような少し厳しい展開を経験できたことが、自身の現在のレベルやメンタル面を確認する上でプラスになったと語っています。
初戦から見えたサバレンカのポイントは次のように整理できます。
- 序盤から相手を圧倒する攻撃的なスタイル
- 接戦の第2セットでもブレークチャンスを逃さない集中力
- ケガ明けながらトップシードらしい安定感
2024年準優勝のパオリーニも逆転勝利
同じく女子シングルス1回戦では、第4シードで2024年のウィンブルドン準優勝者でもあるイタリアのジャスミン・パオリーニが、ラトビアのアナスタシヤ・セバストワに2−6、6−3、6−2で逆転勝ちし、2回戦進出を決めました。
第1セットを落としてからの立て直し
パオリーニは第1セットを2−6と落とし、苦しい立ち上がりとなりましたが、第2セットからスコア上でも流れをつかみます。6−3でセットを取り返すと、最終セットは6−2とスコアを一段と引き離し、終わってみれば内容のある逆転勝利となりました。
スコアの推移が示すように、試合の中で修正を重ねながらギアを上げていったことがうかがえます。昨年決勝まで勝ち進んだ経験もあり、今大会でも上位進出が期待される存在であることを改めて示した形です。
女子シングルスの序盤戦で見えてきたこと
サバレンカとパオリーニがそろって2回戦に駒を進めたことで、女子シングルスのドロー上位勢は、少なくともこの日は順当に結果を残したと言えます。一方で、予選上がりのブランスティーンのように、思い切りの良いテニスでシード選手を苦しめる存在も目立ち始めています。
今回の試合から見えるポイントを整理すると、次のようになります。
- サバレンカはケガからの復帰後も、タイトルを狙えるだけの完成度を維持している
- パオリーニは劣勢からの立て直し能力を発揮し、昨年準優勝の実力を証明した
- 予選組や若い選手たちも、シード勢に対して十分に対抗できる力を見せている
ウィンブルドン女子シングルスは、ここから2回戦以降に入っていきます。今後、上位シード同士の対戦が近づく中で、サバレンカとパオリーニがどのように勝ち上がっていくのか、引き続き注目していきたいところです。
Reference(s):
Sabalenka powers past Branstine in routine opener at Wimbledon
cgtn.com








