ウィンブルドン混合ダブルス準決勝、チャン・シュアイ組は惜敗も「完璧な旅」
ウィンブルドン混合ダブルス準決勝、チャン組は惜敗
国際テニスの舞台ウィンブルドンで、中国のチャン・シュアイ選手とエルサルバドル出身のマルセロ・アレバロ選手のペアが、混合ダブルス準決勝に臨みました。火曜日に行われた一戦で、ジョー・ソールズベリー選手(英国)/ルイザ・ステファニ選手(ブラジル)組にストレートで敗れ、決勝進出はなりませんでした。
タイブレークにもつれた第1セット
試合は第1セットから接戦となり、タイブレークにもつれ込む展開でした。チャン/アレバロ組は一時リードを奪い、流れをつかんだかに見えましたが、ソールズベリー/ステファニ組が要所で踏ん張り、スコアを振り出しに戻すと、そのままセットをものにしました。
ミスが響いた第2セットと決勝カード
第2セットでは、チャン/アレバロ組が重要な場面で3ポイント連続で落としてしまい、主導権を握りきることができませんでした。その結果、ストレートでの敗戦となり、ソールズベリー/ステファニ組がタイトルをかけた決勝に駒を進めました。
決勝では、彼らを待ち受けるカテリナ・シニアコバ選手とセム・フェルベーク選手のペアとの対戦が予定されています。経験豊富なペア同士のぶつかり合いとなり、どちらがトロフィーを手にするのか、注目が集まります。
「完璧なウィンブルドン」チャン・シュアイが語った充実感
敗れはしたものの、チャン・シュアイ選手にとって今大会は特別な時間となりました。ウィンブルドンの準決勝進出はこれが2度目。今大会では、予選を勝ち抜いてシングルス本戦の1回戦を戦い、女子ダブルスでは3回戦まで駒を進めました。
さらに、全仏オープンを終えたあとも同じペアで挑み、今大会の混合ダブルスでは準決勝に進出。複数種目で存在感を示しました。チャン選手は「このウィンブルドンの旅は本当に完璧でした。予選を経てシングルスの1回戦を戦い、女子ダブルスでは3回戦まで進みました。全仏オープンのあともこのペアで臨み、混合ダブルスでは準決勝に進みました。結果にはとても満足していて、ベストを尽くしたので、コートに別れを告げることについて後悔はありません。このウィンブルドンは本当に素晴らしい大会でした」といった趣旨のコメントを残しました。
そのうえで、「私たちはベストを尽くしましたし、この大会は本当に素晴らしい経験でした」と語り、笑顔でコートを後にしました。
勝敗を超えた「物語」としての大会
数字だけを見れば、混合ダブルス準決勝でのストレート負けという結果ですが、その裏側には、予選から続く長い戦いと、複数種目に挑戦し続けた選手の物語があります。
大舞台での勝敗は紙一重で決まることが多く、特にタイブレークにもつれた第1セットは、その象徴ともいえる展開でした。それでもチャン選手は「後悔はない」と言い切りました。そこには、結果だけでは測れない充実感や、パートナーとの信頼関係、そして自分自身への納得が込められているように感じられます。
ウィンブルドンの芝を去るチャン・シュアイ選手とマルセロ・アレバロ選手の背中は、敗者というよりも、一つの挑戦をやり切ったアスリートの姿でした。国際スポーツのニュースとして、この試合は「誰が勝ったか」だけでなく、「どう戦い、何を得たか」を考えさせてくれます。
Reference(s):
Zhang Shuai & Marcelo Arevalo suffer straight-set loss in semifinals
cgtn.com








