全米オープン女子:中国の張帥と王欣瑜が予選突破し本戦入り
テニスの四大大会の一つ、全米オープン女子シングルスの予選で、中国本土出身の張帥(Zhang Shuai)と王欣瑜(Wang Xiyu)がそろって本戦入りを決めました。金曜日に行われた予選最終ラウンドで勝利し、それぞれベリンダ・ベンチッチ、エレナ・オスタペンコとの1回戦に臨みます。
36歳・張帥、49度目のグランドスラム本戦
36歳のベテラン、張帥は、同じく中国本土出身の魏思佳(Wei Sijia)を6-1、6-3のストレートで下し、全米オープン女子シングルス本戦の切符をつかみました。
今回の本戦入りには、いくつもの節目が重なっています。
- 全米オープン女子シングルス本戦出場は通算12回目
- 四大大会(グランドスラム)本戦出場は通算49回目
- 2021年の全米オープンでは女子ダブルスで優勝
- 2022年の全米オープン女子シングルスでは4回戦に進出
予選最終ラウンドのスコアは6-1、6-3と一方的に見えますが、その裏には長年の経験と、重要な試合で自分の力をしっかり出し切る安定感があります。張はこれまで、ダブルスでのタイトル獲得やシングルスでの4回戦進出など、全米オープンと相性の良さを示してきました。
本戦1回戦では、スイスのベリンダ・ベンチッチと対戦します。ツアーで実績を積んできた選手同士の顔合わせとなり、経験豊富な張がどのような試合運びを見せるのかが注目されます。
24歳・王欣瑜、フルセットの末に本戦へ
一方、24歳の王欣瑜は、ロシアのアリナ・チャラエワ(Alina Charaeva)と対戦し、セットカウント2-1で勝利しました。
試合の流れは次のようなものでした。
- 第1セット:王が6-4で先取
- 第2セット:チャラエワが同じ6-4で取り返す
- 第3セット:王が6-2で奪い、勝負を決める
第1セットを先に取りながらも、第2セットで追いつかれる展開は、予選ならではのプレッシャーを感じさせます。それでも最終セットで6-2と突き放したことは、試合を立て直し、自分のテニスを押し通す力が備わっていることの表れと言えます。
王は本戦1回戦で、ラトビアのエレナ・オスタペンコと対戦します。予選での粘り強い勝利を、本戦の舞台でどこまで再現できるかが見どころです。
ベテランと新鋭、2人が示す中国女子テニスの層の厚さ
今回の全米オープン女子シングルスでは、36歳の張帥と24歳の王欣瑜という、世代の異なる2人の中国本土出身選手がそろって本戦に進みました。
数字だけを見ても、対照的なキャリアが浮かび上がります。
- 張帥:四大大会本戦出場49回目のベテラン
- 王欣瑜:24歳で、これから本戦での実績を積み上げていく段階
ベテランの安定感と、新鋭の勢い。この2つが同時に存在していることは、中国女子テニスの層の厚さを象徴しているとも言えます。本戦での結果はもちろん、試合内容やプレースタイルの違いを見比べることで、テニスという競技の多様なキャリアの歩み方についても考えさせられます。
国際スポーツニュースとして見ると、今回の本戦入りは、アジアの選手が四大大会の舞台でどのように存在感を示していくのかを考えるうえでも興味深い出来事です。張と王、それぞれがどこまで勝ち進むのか。全米オープン本戦での戦いぶりに、引き続き注目が集まりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








