谷愛凌、FISフリースキーW杯女子ハーフパイプ3連覇 張家口で逆転V
2025年12月、FISフリースキー・ワールドカップ(中国の張家口)で、谷愛凌(グー・アイリン)選手が女子ハーフパイプ決勝を制し、同会場で3大会連続の優勝を決めました。地元の声援と雪が舞うコンディションの中、2本目で難度を上げて逆転する展開が光りました。
決勝は「2本目で逆転」――最高得点91.75で戴冠
決勝に進めるのは予選上位10人のみ。シークレットガーデン・リゾートのホームスノーで迎えた決勝で、谷選手は1本目に85.25点を記録しましたが、この時点では英国の世界王者ゾーイ・アトキン選手(90.25点)が首位に立ちました。
それでも谷選手は2本目に構成の難度を引き上げ、ルーティンを成功させてこの日の最高得点となる91.75点をマーク。順位をひっくり返し、表彰台の頂点に立ちました。
舞台は張家口・崇礼区、3大会連続で表彰台の中央へ
今回の勝利により、谷選手は張家口市・崇礼区(チョンリー)で行われるこのW杯大会で3連覇となりました。同じ決勝では、張克欣選手が78.25点で5位、李方慧選手が9位に入りました。
「心理面が新しい挑戦だった」――コメントににじむ“切り替え”
谷選手はレース後、次のように語っています。
- 「ここでは大変な状況があったので、とてもうれしい」
- 「トレーニング中に技を変えた。今回は心理面が主な焦点で、新しい挑戦だった」
- 「自分をもっと信じられるようになった気がする」
同じ会場でも毎回同じ滑りができるとは限らず、環境、プレッシャー、戦術の調整が結果を左右します。今回は首位で折り返すのではなく、追う立場から2本目で難度を上げて勝ち切った点が、印象的な“現在進行形の強さ”として伝わってきます。
今後の見どころ:W杯は「完成度」と「攻め」のせめぎ合い
ハーフパイプは、回転数や技の難度だけでなく、着地の精度や一連の流れの完成度がスコアに直結する競技です。今回のように、1本目でリードを許しても、2本目にどこまで攻めてまとめきれるか。シーズンが進むほど、その選択がよりシビアになっていきます。
Reference(s):
Gu Ailing defends women's halfpipe title at FIS Freeski World Cup
cgtn.com








