中国の全国障害者スポーツ大会、陸上最終日に新記録続出
中国で開催された「第12回全国障害者運動会」と「第9回全国特別オリンピック大会」の陸上競技は最終日を迎え、1日で金メダル50個が授与され、複数種目で新たな国内記録が生まれました。大会の締めくくりにふさわしい“更新ラッシュ”が、各地の選手層の厚さを印象づけています。
最終日に金メダル50個、記録更新が相次ぐ
最終日の陸上は、多くの決勝が集中する一日となり、結果として金メダルは合計50個に到達しました。種目が多いだけでなく、タイムの水準そのものが押し上がったことが、複数の国内記録更新につながった形です。
女子1万m(聴覚障害)で四川の楊春花が新記録
女子1万メートル(聴覚障害)の決勝では、四川の楊春花(ヤン・チュンホア)選手が優勝。記録は36分56秒28で、新たな国内記録を樹立しました。長距離の終盤に求められる粘りと、レース全体の安定感が結果に結びついたレースだったといえます。
男子1万m(聴覚障害)は浙江の徐寛天が29分台で更新
男子1万メートル(聴覚障害)の決勝は、浙江の徐寛天(シュー・クアンティエン)選手が主導権を握り続け、そのまま先頭でフィニッシュ。タイムは29分57秒35で、こちらも国内記録を更新しました。1万メートルで29分台という区切りは、レースの質を象徴する数字として注目されます。
劉翠清が「4冠」達成、リレーでも突破
広西の劉翠清(リウ・ツイチン)選手は、すでにT11女子の100m、200m、400mで金メダルを獲得していました。最終日には勢いをそのままに、T11混合4×100mリレーでもチームの優勝に貢献。タイムは47秒78で、今大会で4つ目の金メダルとなりました。
個人種目のスピードに加え、リレーで求められる合わせや流れの中でも結果を出した点は、短距離の強さが“単発”にとどまらないことを示しています。
「記録」と「層の厚さ」が同時に見えた最終日
最終日に国内記録が複数更新されたことは、トップ選手の仕上がりだけでなく、地域ごとに競技力が積み上がっている状況も映します。金メダル50個というボリュームのある一日を経て、今大会は“結果が出た選手”だけでなく、“基盤が育っている競技環境”という観点でも、次につながる余韻を残して閉幕しました。
Reference(s):
New records set in multiple disciplines on last day of track and field
cgtn.com








