プレミアリーグの優勝争いが、いま一段と読みにくくなってきました。現地時間1月25日、マンチェスター・ユナイテッドがアーセナルに3-2で勝利し、アーセナルは今季リーグ戦ホーム初黒星。さらにアストンビラもニューカッスルに快勝し、首位争いの間合いが一気に詰まっています。
エミレーツで3-2の激戦、アーセナルは今季ホーム初黒星
試合は序盤から揺れました。アーセナルはリサンドロ・マルティネスのオウンゴールで先制しますが、ユナイテッドはマルティン・スビメンディのミスをブライアン・ムベウモが逃さず同点に。後半早々にはパトリック・ドルグの見事な一撃で、ユナイテッドが逆転します。
同点直後の一撃…クーニャが決めた「痛い勝ち越し弾」
アーセナルは今季の高い順位とは裏腹に、オープンプレー(流れの中)で攻撃が停滞する時間帯も目立ちました。それでもセットプレーでこじ開け、84分にミケル・メリノがコーナーキックを押し込んで2-2に。
ところが歓喜の直後、マテウス・クーニャがボックス外から狙いすましたシュートを沈め、これが決勝点に。アーセナルにとっては「追いついたのに、すぐ突き放された」形での痛い敗戦となりました。
ミケル・アルテタ監督は試合後、「本当に痛い。だが、喜びをたくさんくれた選手たちを支える時だ。私たちは勝ちたい」と語っています。アーセナルにとっては22年ぶりのリーグ優勝を目指すシーズンだけに、重い1敗です。
ユナイテッドはトップ4入り、カリック体制の勢いが続く
ユナイテッドはこの勝利でトップ4に浮上し、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いでも前進したとされます(CL出場が「3年ぶり」になる可能性にも言及されています)。1週間前にマンチェスター・シティとのダービーで主導権を握った流れに続き、マイケル・カリック新体制の好スタートが印象づけられました。
アストンビラも快勝、首位アーセナルに「4差」まで接近
同日に行われたニューカッスル戦では、アストンビラが2-0で勝利。これにより、アーセナルとの差は勝ち点4に縮まったとされています。
この勝利でビラはマンチェスター・シティと勝ち点で並び、シティはエミレーツでの結果も追い風に「優勝の可能性が高まった」と伝えられました。ビラは1981年以来のリーグ優勝に向け、あくまで「外側からの挑戦」を保ちつつ、プレッシャーをかける立場になっています。
また、ビラにとってはセント・ジェームズ・パークでの21年ぶりの勝利。敗れたニューカッスルは9位に後退した一方で、トップ5まで勝ち点4差にとどまり、トップ5がCL出場圏になる可能性が高い状況では、まだ射程圏内にいるとも言えます。
そのほかの試合:チェルシー勝利、フォレストは残留へ前進
- チェルシーはクリスタル・パレスに3-1で勝利(セルハースト・パーク)。
- ノッティンガム・フォレストはブレントフォードに2-0で勝利。イゴール・ジェズス、タイウォ・アウォニイのゴールで降格圏から勝ち点5差に広げたとされ、残留争いでも大きな意味を持つ結果になりました。
上位は「取りこぼし一つ」で景色が変わり、CL圏争いと残留争いも同時に熱を帯びています。1月終盤のこの週末は、順位表以上に“流れ”を揺らす一日になったのかもしれません。
Reference(s):
Arsenal rocked by Man Utd, Villa rekindle Premier League title bid
cgtn.com








