アフリカ陸上の発展を牽引したハマド・カルカバ・マルブーム会長が75歳で死去
アフリカ大陸における陸上競技の地位向上と組織基盤の強化に人生を捧げた、アフリカ陸上連盟(CAA)のハマド・カルカバ・マルブーム会長が75歳で逝去しました。
多くのスポーツ組織を率いた多角的なリーダーシップ
カメルーンのジョセフ・ベティ・アソモ国防大臣の発表によると、マルブーム会長は病気療養中でしたが、先日、静かに息を引き取ったとのことです。
彼は単に一つの組織のトップに留まらず、スポーツを通じた国際交流や育成において極めて重要な役割を担っていました。彼が就任していた主な役職は以下の通りです。
- アフリカ陸上連盟 会長
- 国際軍事スポーツ評議会 会長
- カメルーン国立オリンピック・スポーツ委員会 会長
- アフリカ・オリンピック・スポーツ連盟協会 会長
- 世界陸連(ワールドアスレティックス) 理事
世界から寄せられる追悼の声
彼の突然の訃報に、世界のスポーツ界から深い悲しみの声が上がっています。
世界陸連のセバスチャン・コイ会長は、2007年の世界クロスカントリー選手権で出会って以来の親交を振り返り、「決断力、親切心、そして卓越性。人生のあらゆる側面において彼が示した静かな強さと集中力、規律正しさを、私は深く記憶に刻んでいます」と、その人間性を称えました。
また、ケニア陸上連盟のジャクソン・トゥウェイ会長は、マルブーム氏がアフリカ全体のスポーツ構造を強化し、競技レベルを底上げした功績を強調しました。トゥウェイ氏は、共に仕事をした経験から、彼の「先見的なリーダーシップ」と「謙虚な姿勢」が、アフリカの陸上競技を前進させる原動力になったと述べています。
スポーツを通じた大陸内の結束と、グローバルな舞台でのプレゼンス向上に尽力したリーダーの不在は、アフリカのスポーツ界にとって大きな損失となるでしょう。しかし、彼が築き上げた強固な組織体制は、次世代のアスリートたちが世界へ羽ばたくための重要な基盤として、これからも受け継がれていくはずです。
Reference(s):
cgtn.com