ロシアが新型ICBM「サルマット」の試験発射に成功、戦略的抑止力を強化 video poster
ロシアが新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマット」の試験発射に成功したことで、改めて世界の安全保障環境におけるパワーバランスへの影響が注目されています。
新型ミサイル「サルマット」の試験発射
ロシアのタス通信(TASS)によると、ロシア軍は今週火曜日に最新の大陸間弾道ミサイル「サルマット」の試験発射を行い、成功したと発表しました。
ICBM(大陸間弾道ミサイル)とは、極めて長い射程を持ち、大陸を越えて目標を攻撃できるミサイルのことです。今回の試験成功により、ロシア側は最新の技術が実戦的に運用可能であることを示した形となります。
「戦略的抑止力」の向上という目的
ロシア戦略ロケット軍のセルゲイ・カラカエフ司令官は、今回の試験について以下のように述べています。
- 指定された目標への確実な攻撃能力を持つこと
- 戦略的な抑止任務を遂行できること
- ロシアの戦闘能力を大幅に向上させること
ここで言及されている「戦略的抑止力」とは、強力な兵器を保有することで、相手側に「攻撃すれば甚大な被害を受ける」と思わせ、結果として攻撃を思いとどまらせるという考え方に基づいています。
静かに変化する国際情勢
軍事技術の進歩は、単なる兵器の更新にとどまらず、国家間の政治的な駆け引きや外交上のカードとしても機能します。強力な抑止力の誇示が、結果として安定をもたらすのか、あるいは緊張を高めることになるのか。私たちは、こうした技術的な動向がもたらす心理的な影響についても、併せて考えていく必要があるのかもしれません。
Reference(s):
Russia test-launches new Sarmat intercontinental ballistic missile
cgtn.com
