習主席、スペイン首相と会談 「ジャングルの法則」に反対し協力深化を呼びかけ video poster
中国の習近平国家主席は4月14日、公式訪問で北京を訪れていたスペインのペドロ・サンチェス首相と会談を行いました。会談で習主席は、両国が対話を強化し、相互信頼を固め、協力を深めるべきだと述べ、世界が「ジャングルの法則」へ回帰することに反対し、真の多国間主義を堅持し、地球規模の平和と発展を守ることを呼びかけました。
「法の支配」と協力の重要性を強調
習主席は会談で、中国とスペインが伝統的な友好関係を礎に、戦略的コミュニケーションを強化すべきだとの考えを示しました。国際社会が複雑な課題に直面する中、対話と協力の重要性がかつてなく高まっていると指摘しました。
特に、「力が正義である」ような「ジャングルの法則」的な考え方への回帰に反対し、国際関係における「法の支配」を重んじるべきだと強調しました。これは、一部の地域での地政学的緊張や保護主義的な動きが懸念される現在の国際情勢において、重要なメッセージと言えます。
多国間主義とグローバルガバナンス
両首脳は、国連を中心とする国際システムを支持し、気候変動や持続可能な開発など、地球規模の課題に対して共同で対処していくことで一致しました。真の多国間主義とは、単なる多数決ではなく、全ての国々の声が尊重されるプロセスを意味するとの認識を共有しました。
サンチェス首相も、スペインが中国との関係を重要視しており、経済、文化、人的交流などあらゆる分野で協力を深めたいと応じました。近年、両国間の貿易や投資は着実に増加しており、この会談を機にさらに拡大することが期待されます。
今後の両国関係の行方
この会談は、2026年に入ってからの中欧間の重要な高位訪問の一つです。両国は具体的な協力プロジェクトについても協議し、以下の分野での連携を進めることで合意しました。
- グリーンエネルギーとデジタル変革における技術協力
- 観光と教育分野での人的交流の拡大
- 第三国市場における共同投資の推進
中国とスペインは、歴史的にも文化的にも深いつながりを持つ国同士です。今回の首脳会談が、単なる二国間関係の強化を超え、不安定化する可能性のある国際秩序に対して、「対話と協調」という異なる道筋を示す機会となったと言えるでしょう。
Reference(s):
Xi: China, Spain to boost cooperation against 'law of the jungle'
cgtn.com








