世界最大のLNG燃料供給船が初作業を完了、深圳港のグリーン化に貢献 video poster
2026年4月、世界最大の液化天然ガス(LNG)輸送・燃料供給船「海洋石油301」が、深圳西部港区において初のLNG燃料供給作業を成功裏に完了しました。この出来事は、深圳の全港でLNGによるグリーンな燃料供給サービスが利用可能になったことを意味し、港湾の環境対策における大きなマイルストーンとなりました。
世界最大級のLNG船「海洋石油301」
「海洋石油301」は、その名の通り、LNGを輸送し、他の船舶に燃料を供給することを目的とした世界最大級のバンカリング船です。LNGは従来の重油に比べ、硫黄酸化物や粒子状物質の排出を大幅に削減できる次世代の船舶燃料として注目されています。
14時間に及ぶ初の燃料供給
今回の初作業は、14時間にわたって行われ、総供給量は2,237トンに達しました。これは、大型コンテナ船1隻分の燃料を十分にまかなえる規模です。長時間の作業を安全かつ効率的に完了させたことは、中国本土の海洋エネルギー供給技術の高さを示す成果と言えるでしょう。
深圳港のグリーン・バンカリング網が完成
この「海洋石油301」による初作業の成功をもって、深圳のすべての港でLNG燃料供給サービスが受けられるようになりました。深圳港は世界有数のコンテナ取扱量を誇る国際的なハブ港です。ここでグリーンな燃料供給の選択肢が拡大することは、国際海運全体の脱炭素化を後押しする重要な一歩です。
- 環境負荷低減:LNGへの転換により、港湾地域の大気汚染を軽減できます。
- 競争力の強化:環境規制が強まる中、グリーン燃料を提供できる港は世界的な船舶運航者から選ばれやすくなります。
- 技術力の確立:大規模なLNGバンカリングの安全な実施は、複雑な作業を要する高度な技術です。
深圳におけるこの取り組みは、アジアの主要港湾が環境対策と経済活動の両立を図る、現在進行形の事例として注目されます。今後、同様の動きが他の国際港湾にも広がっていくことが予想されます。
Reference(s):
World's largest LNG bunkering vessel completes first operation
cgtn.com



