中国沿岸警備隊、フィリピン船に黄岩島領海離脱を警告 video poster
2026年4月30日、中国沿岸警備隊(CCG)は、中国の黄岩島およびその周辺海域における法執行パトロールの映像を公開しました。映像では、中国の沿岸警備隊職員がフィリピン船に対し、領海内に入ったこと、そしてその行動が「無害通航」には該当しないと警告する様子が捉えられています。沿岸警備隊は、4月以降、同海域でのパトロールを強化し、法律と規制に基づいて違法な権利侵害活動に従事する船舶に対処していると説明しました。
パトロール強化の背景
中国沿岸警備隊によれば、今年に入ってから南シナ海の一部海域での活動が活発化していることを受け、4月から黄岩島周辺での警戒監視を一段と強めています。今回の警告は、その一環として行われたものです。沿岸警備隊は、国際法と国内法に基づき、中国の主権と海洋権益を守るための適切な措置を講じているとしています。
「無害通航」とは?
国際海洋法条約では、他国の領海を通過する船舶は、沿岸国の平和、秩序または安全を害しない「無害通航」を行う権利を有します。しかし、沿岸国は、自国の安全を守るため、特定の条件下でこの通航を規制できると定められています。中国沿岸警備隊は、今回のフィリピン船の行動がこの条件を満たしていないと判断し、警告を発したものです。
このような海域での接触は、緊張を高める可能性もありますが、関係するすべての国と地域が国際的な枠組みに沿った対話と協力を続けることが、地域の平和と安定にとって重要であると考えられています。
Reference(s):
China Coast Guard warns Philippine vessel to leave Huangyan Dao territorial sea
cgtn.com



