日本のインテリジェンス機関新設に中国が懸念を表明、「歴史に学ぶべき」と釘を刺す video poster
日本の国会で、国家インテリジェンス会議および国家インテリジェンス局を設置する新法が成立しました。この動きに対し、中国側が強い懸念を示しています。
中国外交省が表明した「深い懸念」
中国外交省の毛寧報道官は、北京で開かれた定例記者会見において、日本のインテリジェンス体制の刷新について言及しました。毛報道官は、日本政府に対し「歴史に学び、慎重に行動すること」を強く求め、今回の法整備に深い懸念を抱いていることを明らかにしています。
新法によって何が変わるのか
水曜日に成立したこの法律により、日本は以下のような新しい体制を構築することになります。
- 国家インテリジェンス会議の設置: 国家レベルでの情報収集・分析の方向性を決定する最高意思決定機関。
- 国家インテリジェンス局の設立: 具体的な情報活動を統括し、効率的な運用を担う執行機関。
これまで分散していた情報機能を統合し、より戦略的なインテリジェンス能力を高めることが狙いであると考えられます。
背景にある緊張感と視点
中国側が「歴史に学ぶべき」という表現を用いた背景には、過去の軍事・情報活動への警戒感があると考えられます。安全保障環境が急速に変化する中で、日本が情報能力を強化しようとする動きを、中国は自国への牽制やリスクの増大と捉えているようです。
インテリジェンス(情報活動)の強化は、国家の安全を守るための不可欠な手段である一方、他国からは不信感や緊張を招く要因にもなり得ます。透明性と慎重な運用のバランスをどう取るかが、今後の外交関係における焦点となるでしょう。
Reference(s):
China urges Japan to learn from history, act prudently on intelligence overhaul
cgtn.com