米国、対イラン軍事作戦の「終了」を表明。ホルムズ海峡を巡る緊張は依然として継続 video poster
米国が、イスラエルと共同で展開してきた対イラン軍事作戦の終了を明らかにしました。軍事的な局面は一段落したものの、世界のエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡では、依然として激しい駆け引きが続いています。
軍事作戦の終了と米国の姿勢
マルコ・ルビオ米国国務長官は火曜日、ホワイトハウスでの記者会見において、今年2月28日にイスラエルと共同で開始した対イラン軍事作戦が「終了した」ことを表明しました。
作戦の終了は一定の区切りを意味しますが、ルビオ長官は同時に強い警戒感も示しています。特に、戦略的に重要なホルムズ海峡において、イランがその支配権を常態化させることは決して許さないという姿勢を強調しました。
ホルムズ海峡で高まる緊張
軍事作戦の終了宣言が出された一方で、現場の状況は依然として不安定です。直前の月曜日には、ホルムズ海峡で米イラン両軍による砲撃戦が発生しており、一触即発の状態が続いています。
この海域を巡る対立のポイントは以下の通りです。
- 米国の戦略:イランによる海峡のコントロールを阻止し、航行の自由を確保すること。
- 現状の措置:米国による封鎖措置および軍事的圧力の継続。
イラン側の対応と今後の懸念
これに対し、イランの国営メディアは火曜日、ホルムズ海峡における船舶交通を規制するための「新システム」を導入したと報じました。これは、米国の封鎖や軍事的脅威に対抗し、自国の影響力を強めようとする動きと考えられます。
海上の緊張状態が長期化することで、世界のエネルギー市場への影響や、予期せぬ衝突への懸念が消えない状況にあります。軍事作戦という形での衝突はひとまず終了したものの、実質的な対立構造は「海上の主導権争い」という新たな局面に入ったと言えるかもしれません。
Reference(s):
Live: Rubio says US military campaign against Iran is 'over'
cgtn.com
