ゼレンスキー氏「次回協議で和平の結果を」米・ロとの交渉継続へ
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は2026年2月21日(現地時間)のビデオ演説で、ウクライナ・米国・ロシアによる次回の交渉が「ウクライナにとっての結果」と「平和」につながるよう、必要なことはすべて行う考えを示しました。ウクライナは「和平の妨げにはならない」とも述べ、協議継続への姿勢を強調しています。
何が起きたのか:ゼレンスキー氏が「結果」を強調
ゼレンスキー氏は、今後予定される協議について「結果」を出すことに言及し、和平に向けた動きに関して、ウクライナ側がプロセスを止める立場ではないと説明しました。発言は、国内外に向けて交渉に臨む基本姿勢を整理する狙いもあるとみられます。
直近の協議:2月17〜18日にジュネーブで会談、決定的進展はなし
ウクライナ、米国、ロシアの代表団は2月17日から18日にかけてジュネーブで最新の協議を実施しました。ただ、重要な争点をめぐっては「突破口は開けなかった」とされています。
今回のゼレンスキー氏の発言は、直近の協議で大きな合意に至らなかった状況を踏まえつつ、次のラウンドで具体的な前進を得たいという意思表示として受け止められます。
来週の焦点:欧州パートナーと会談、「欧州が全プロセスに関与」へ調整
ゼレンスキー氏は、欧州のパートナーとの会談が「来週」予定されているとも明らかにしました。発言では、欧州があらゆるプロセスに関与し、より強くなるよう「詳細に調整する」と述べています。
「関与」を強めるとは何を意味するのか
現時点で具体的な枠組みや議題は示されていませんが、一般に「関与」を強める動きは、次のような論点と結びつきやすいです。
- 交渉の場に欧州の意見をどう反映させるか(同席、事前調整、合意履行の支援など)
- 和平プロセスが進む場合の実務(監視、支援、復興の設計など)
- 地域の安全保障上の懸念のすり合わせ
なぜ今この発言が重要か:交渉は「続ける」だけでは足りない局面へ
交渉が継続していても、目に見える成果が伴わなければ、当事者の信頼や国内世論の納得感は得にくくなります。ゼレンスキー氏が「和平を妨げない」と言いつつ「結果」を求めたのは、対話を維持しながらも、次回は何らかの具体的な前進が必要だという空気をにじませた形です。
また、米国・ロシア・ウクライナという枠組みに加え、欧州側の関与を明確に打ち出した点は、和平の議論が当事国間だけで完結しにくい現実も映しています。協議の次の段階では、誰がどこまで関与し、合意の内容と履行をどう支えるのかが、これまで以上に問われそうです。
今後の見どころ:次回協議と欧州調整の行方
今後の注目点は、大きく2つです。
- 次回のウクライナ・米国・ロシア協議で「何が成果とされるのか」(合意の形式、対象範囲、実行手順など)
- 来週の欧州パートナーとの会談で「関与の具体像」が示されるか
現段階では詳細が限られていますが、ジュネーブ協議が大きな進展に至らなかった直後だけに、次のアナウンスがどの程度具体的になるかが焦点となります。
newstomo.comでは、次回協議の動きや欧州側の調整の続報が出次第、背景と文脈を含めて整理します。
Reference(s):
cgtn.com








