トランプ大統領、イラン停戦を延長 パキスタン要請で交渉継続へ
2026年4月23日現在、米国のドナルド・トランプ大統領がイランとの停戦を延長すると発表しました。現在の停戦期限が迫る中、パキスタン政府からの要請を受けて攻撃を保留し、交渉による解決に向けた時間を確保する狙いです。
トランプ大統領の声明と背景
トランプ大統領は4月21日(火曜日)、自身のソーシャルメディア「Truth Social」で声明を発表しました。それによると、イラン政府内の意見の対立を考慮し、パキスタンのアシム・ムニール元帥とシェバーズ・シャリフ首相の要請を受けて、イランへの攻撃を一時保留するとしています。
「彼らの指導者や代表者が統一された提案をまとめるまで、攻撃を保留する」と述べ、停戦を延長して提案が提出され、議論が結論に至るまで待つと付け加えました。また、米軍はイランへの封鎖を継続し、「準備が整い、能力を維持する」と強調しています。
イラン側の反応と緊張の持続
イラン側の最高指導者からの即時なコメントはありませんでしたが、イラン革命防衛隊系のタスニム通信は、イランが停戦延長を要請したことはなく、米国の封鎖を武力で打破する脅威を繰り返していると報じました。
イラン議会議長の主要交渉担当補佐官、マハディ・モハンマディ氏はソーシャルメディアで、「トランプ氏の停戦延長は奇襲攻撃のための時間稼ぎの策略だ」と述べ、米国の封鎖を継続する軍事的侵略と描写。「イランが主導権を握る時が来た」と主張しています。
国際社会の対応と懸念
パキスタンのシェバーズ・シャリフ首相は22日(水曜日)、米国とイランが停戦を継続し、恒久的な衝突終結に向けた包括的な和平合意を結ぶことを希望すると表明しました。
カタールの当局者は21日、解決策が得られるまで米国とイランの間の停戦延長を支持すると述べ、ホルムズ海峡の封鎖は現在の危機を地域問題から世界的な問題にエスカレートさせかねないと警告しています。
エネルギー危機への波及
国際エネルギー機関(IEA)のファティ・ビロル事務局長は21日、イランと米国・イスラエル間の紛争が世界が直面する最悪のエネルギー危機を生み出していると指摘しました。
中東での戦争は、世界の石油と液化天然ガスの5分の1が通過するホルムズ海峡の海上交通を麻痺させており、世界市場への影響が懸念されています。
Reference(s):
cgtn.com




