ナイジェリア軍、ボルノ州で過激派18人を殺害 空爆も活用
本日、2026年4月29日、ナイジェリア軍は北東部ボルノ州で実施した一連の軍事作戦で、過激派組織の戦闘員少なくとも18人を殺害し、複数の拠点を破壊したと発表しました。治安部隊は、同地域を長年不安定化させてきた武装グループへの圧力を強めています。
空爆を伴う協同作戦
軍報道官サニ・ウバ氏によると、作戦はボルノ州内の「ティンブクトゥ方面」と「ブラブラリン森林地帯」を標的に実施されました。これらの地域は、ボコ・ハラムとその分派組織「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」の拠点として長く知られてきた場所です。
具体的な戦果は以下の通りです。
- ブラブラリン地域:過激派11人死亡
- ティンブクトゥ地域:過激派7人死亡
- 複数の隠れ家・拠点を破壊
作戦では航空支援が重要な役割を果たし、空中からの監視と疑わしい陣地への精密攻撃が行われました。また、周辺の森林地帯へ逃走したと見られる戦闘員を追跡するための追加作戦も継続中です。
17年に及ぶ紛争の背景
ナイジェリア北東部では、約17年にわたってアフリカで最も死者の多い紛争の一つが続いています。中心地であるボルノ州では、これまでに数千人が死亡し、推定200万人の住民が家を追われ、アフリカ大陸で最も深刻な人道危機の一つを深めてきました。
今回の作戦は、最近、ナイジェリア軍の基地が襲撃され、複数の兵士(幹部も含む)が死亡するという事件が続いたことを受け、過激派組織の補給路と拠点を解体することを目的とした、より広範な軍事キャンペーンの一環です。
地域の不安定さは継続
これまで軍は繰り返し攻勢をかけてきましたが、ボコ・ハラムとISWAPは村や治安施設、輸送路への攻撃を続けており、地域の不安定な状況が持続していることを浮き彫りにしています。
今回の成果は、治安部隊による継続的な取り組みの一端を示すものですが、長引く紛争に終止符を打ち、避難民の帰還と地域の安定を達成する道筋は、依然として容易ではありません。アフリカのサヘル地域における安全保障の課題は、国際的な関心を引き続き集めています。
編集:CGTN Africa リポーター Marion Gachuhi
Reference(s):
Nigerian forces kill 18 militants in renewed offensive in Borno
cgtn.com



