バス運転手が失神、中学生たちの冷静な対応が大惨事を防ぐ video poster
四車線高速道路で起きた緊急事態
先日、米国ミシシッピ州ハンコック郡で、40人の生徒を乗せたスクールバスが走行中、運転手が急に意識を失うという緊急事態が発生しました。四車線の高速道路を走行中のことでした。この時、バスに同乗していた中学生たちが素早く連携し、事態を収束させたことが明らかになりました。
次々と起こる危機への対応
運転手のリア・テイラーさんは、ハンコック中学校を出発した直後に喘息の発作を起こし、薬を手に取る前に意識を失ってしまいました。ハンドルから手が離れたバスは、そのまま車線をふらつき始めます。
この瞬間、12歳のジャクソン・キャスネーブ君がすぐにハンドルを握り、もう一人の生徒、ダリウス・クラーク君がブレーキを踏みました。二人は協力してバスを路肩の中央分離帯へと導き、安全に停車させることに成功したのです。
役割を分担したチームワーク
この緊急事態に対処したのは、数名の中学生たちによる見事なチームプレーでした。
- 13歳のケイリー・クラークさん: 即座に911(日本の110番に相当)に通報。
- 15歳のデスティニー・コーネリアスさん: 意識を失ったテイラー運転手に対して、吸入式の喘息治療薬(ネブライザー)を手伝いながら投与。
- 13歳のマッケンジー・フィンチさん: テイラーさんの頭を支えて安全を確保。
彼らの迅速かつ冷静な行動により、テイラー運転手は完全に回復し、生徒たち全員に怪我はありませんでした。
称賛と学び
この勇気ある行動に対して、学校は全校集会を開き、関係した生徒たちを表彰しました。また、特別な昼食会への招待も予定されています。日常の通学路で起こり得る不測の事態。その中で、たまたま居合わせた若者たちが、自分のできる役割を見つけ、互いを補い合って一つの危機を乗り越えた出来事は、私たちにも様々なことを考えさせてくれます。パニックに陥らず、次の一手を探すことの重要性を、彼らは身をもって示してくれたのかもしれません。
Reference(s):
See how middle schoolers prevented a bus crash after driver passes out
cgtn.com



