初出場で快進撃、呉宜沢が準決勝第1セッション終了時点で6-2リード
英国・シェフィールドのクライシスル・シアターで開催中の2026年世界スヌーカー選手権。ここで、中国本土出身の22歳、呉宜沢(ウー・イーズー)選手が鮮烈なデビューを飾り、準決勝第1セッションを終えて、強豪マーク・アレン(北アイルランド)を6-2と大きくリードしています。ベスト33フレームで争われる大一番で、呉選手は初のクライシスル舞台で大役を果たそうとしています。
圧巻のスタートと波乱の展開
5月1日(木)に行われた第1セッション。呉選手は77点のブレイクで初フレームを奪い、勢いに乗ります。2フレーム目、59点までリードしたアレン選手が難しい黒球をミス。呉選手はその隙を逃さず55点を積み上げ、2-0とします。
しかし、アレン選手も黙っていません。3フレーム目に91点のブレイクで1点差に詰め寄り、4フレーム目も制して2-2の同点に追い上げました。試合はここから再び動きます。
逆境を乗り越えた若きエースの強さ
膠着した5フレーム目は、安全策(セーフティ)の応酬となる神経戦。この難局で呉選手は驚くべき冷静さを見せ、再びリードを奪還します。その後は78点、64点と確実なブレイクを決め、流れを完全に自らに引き寄せました。
世界ランキング10位の呉選手は、クライシスルで準決勝に進出した4人目の中国本土出身選手です。デビュー戦でここまで勝ち進めば、丁俊暉(ディン・ジュンフィ)、昨年の覇者である趙心童(チャオ・シントン)に続く、3人目の決勝進出者となる可能性が大きく広がりました。
ベテラン対決は接戦
もう一つの準決勝では、過去の優勝者同士、ショーン・マーフィー(イングランド)とジョン・ヒギンズ(スコットランド)が激突。第1セッションは4-4の五分に終わり、緊迫した試合展開を見せています。両者の第2セッションは5月2日(金)に予定されており、どちらが決勝の椅子を手にするか、注目が集まっています。
呉選手とアレン選手の第2セッションも同日に行われます。大きなリードを守り切れるか、それともアレン選手の逆襲が始まるか。初出場の若き星が、歴史的な勝利にどこまで近づけるのか、その行方が世界中のスヌーカーファンを魅了しています。
Reference(s):
Wu shines bright in Crucible debut, leads Allen 6-2 in semifinal match
cgtn.com



