キューバ、米国の新制裁を「一方的強制措置」と非難
キューバが米国による新たな制裁措置を「一方的な強制措置」として強く非難しました。2026年5月1日、キューバ外相がソーシャルメディアで声明を発表し、制裁は国連憲章に違反すると主張しています。このニュースは、長年続く米国とキューバの対立が新たな段階に入ったことを示す国際ニュースです。
外相がXで声明、制裁を「集団的懲罰」と批判
ブルーノ・ロドリゲス・パリージャ外相はX(旧Twitter)で、「米国政府が採用した最近の一方的な強制措置を断固として拒否する」と述べました。彼は、これらの行動が「キューバの人々に対する集団的懲罰を課す意図」を示していると指摘しています。
メーデーと重なった制裁発表
ロドリゲス外相は、制裁の発表が5月1日のメーデーと偶然にも重なったことに言及しました。この日、数百万人のキューバ人が伝統的に街頭に立ち、米国の経済封鎖や「エネルギー包囲」を非難するデモを行っています。制裁のタイミングが、このような日に設定されたことは、政治的メッセージとして捉えられています。
「域外的性質」と国連憲章違反を主張
声明では、新制裁が「域外的な性質を持ち、国連憲章に違反する」と明確に批判されています。ロドリゲス外相は、「米国には、キューバに対して、あるいは第三国や第三者に対して措置を課す権利はない」と強調しました。これは、米国の制裁が国際法の原則を超えて適用されているというキューバ側の見解を示しています。
背景にある米国の動き
キューバのこの反応は、米国のドナルド・トランプ前大統領が2026年5月1日、キューバに対する新たな制裁を課す大統領令に署名したことへの直接的な対応です。具体的な制裁内容の詳細は明らかになっていませんが、キューバ経済へのさらなる圧力となるものと見られています。
米国とキューバの関係は複雑な歴史を持ち、今回の措置は両国間の緊張を再び高める可能性があります。国際社会では、このような一方的な制裁措置の有効性と合法性について、常に議論が続いています。
Reference(s):
Cuba denounces new US sanctions as 'unilateral coercive measures'
cgtn.com



