NATO事務総長「欧州はTrumpのメッセージを理解」=基地利用の履行進む
NATO-EUの防衛協力:ルッテ事務総長の発言
NATOのマルク・ルッテ事務総長は、アルメニアのエレバンで「第8回欧州政治共同体」首脳会議に出席し、記者団に対して「欧州諸国はTrump大統領の防衛に関するメッセージを理解し、今は二国間基地利用の合意を履行している」と語った。ルッテ氏によると、「米国側から失望の声があったが、欧州は耳を傾けた」という。
基地利用の履行、具体的には
ルッテ事務総長は、加盟国のスペインがイランとの戦争に自国基地を使用しない方針を示す一方、モンテネグロやクロアチア、ルーマニア、ポルトガル、ギリシャ、イタリア、英国、フランス、ドイツなど多くの国が米国側の基地使用や後方支援の要請に応じていくと述べた。スペインの態度は例外的なものだ。
ドイツへの米軍撤退計画の影響
米国は先月末、欧州での兵力配備の見直しとしてドイツからの米兵5000人の撤退を発表した。Trump大統領は、ドイツなど一部の国がイラン紛争で十分な支援をしないと批判しており、この措置は欧州諸国への圧力的要素とも受け止められている。撤退は欧州の防衛負担のバランスに新たな議論を呼びそうだ。
ホルムズ海峡の航行の自由へ向け
複数の欧州諸国は、紛争終結後にホルムズ海峡の航行の自由を確保するための任務への参加を表明している。ルッテ事務総長は、この動きが「次の段階」への準備と位置づけ、欧州各国が海域の安全に関わる意向を強めていると指摘した。
これらの動きは、米欧間の防衛協力が新たな段階に入り、欧州が独自の防衛能力をどう強化していくかに注目が集まる。
Reference(s):
NATO chief says Europeans have 'gotten message' from Trump on defense
cgtn.com
