ロシアとウクライナ、勝利の日に停戦表明 日程のズレで実現なるか
ロシアの発表――5月8〜9日の停戦
ロシア国防省在当地時間5月5日、5月8日から9日にかけて「勝利の日」記念行事に伴い停戦を行うと声明しました。プーチン大統領の指示によるもので、旧ソ連の「大祖国戦線」勝利から81年目を迎える節目の停戦です。ロシア軍は「この期間中に必要なすべての安全保障措置を講じる」とし、ウクライナ側に対して互恵的姿态を促しました。
同時にロシアは、「行事の妨害があった場合、キエフの中心部に大規模な ミサイル攻撃を行う可能性がある」と警告しました。過去人道上の理由から攻撃を見送ってきたとし、在キエフの民間人・外交要員に退避を呼びかけました。
プーチン大統領は4月29日の米トランプ大統領との電話協議で、一時的な停戦を提案しており、モスクワ側の停戦への意志を示していました。
ウクライナ――独自の停戦ライン
ゼレンシキー大統領は5月5日、「5月5日深夜0時(5月6日午前0時)から停戦を実施する」と投稿しました。「モスクワが本気であれば、すでに明日の夜にでも停戦を実現できる」とし、ウクライナ側の準備ができていることを強調しました。
ウクライナ外相のアンドリー・シビハ氏も、「モスクワから正式な停戦条件の通告を受け取っていない」と指摘。「和平は『パレード』と『祝祭』まで待つことはできない」と国際社会に対し支援を求めました。
日程がずれる――停戦の整合性は?
ロシアの停戦が5月8〜9日であるのに対し、ウクライナのそれは5月6日から始まります。この数日のずれが実際の戦闘の停止をもたらすかどうか、両国の意思疎通が十分かどうかが問われています。
今後の見通しは?
両国とも停戦への意向を示しているものの、過去の停戦が繰り返し破られた経緯があり、実行の確証は未定です。今月は『勝利の日』に向けた式典が予定され、双方的緊張が一段と高まる中、停戦の成否は国際社会の監視と外交努力に委ねられています。
Reference(s):
Russia, Ukraine declare ceasefire around Victory Day commemorations
cgtn.com