スーダン、エチオピア国境に軍を増強:ドローン攻撃疑惑で緊張が高まる
アフリカの角地域で、スーダンとエチオピアの緊張が急激に高まっています。ドローン攻撃の疑いを受け、スーダンが国境地帯に軍を展開したことで、地域の不安定化への懸念が広がっています。
国境地帯への軍事展開と警戒態勢
スーダン軍は、エチオピアとの国境に接するゲダレフ州のアル・ファシャガ、バスンダ、および東ガラブトの各地域に、軍事展開を強化しました。
地元メディアの「スーダン・トリビューン」によると、軍事関係者は、戦略的に重要な拠点にさらなる兵力と装備を投入したことを明らかにしています。現在、潜在的な事態の変化を監視するため、警戒態勢が敷かれています。
緊張の引き金となった「ドローン攻撃」
今回の軍備増強の背景には、エチオピア側のバハルダール空港から発射されたドローンが、先週月曜日にハルツーム国際空港やその他の地点を攻撃したという疑惑があります。
- 被害状況: 爆発と煙が確認されましたが、幸いにも死傷者の報告はありません。
- スーダンの主張: 今回の攻撃をエチオピアによる挑発と捉え、強く反発しています。
深まる不信感:武装勢力への支援疑惑
両国間の対立は、単なる国境紛争にとどまりません。スーダン側は、エチオピアが「即応支援部隊(RSF)」を支援し、アル・ファシャガ地域でスーダンの農民を標的にしてきた武装集団を訓練していると主張しています。
これに対し、エチオピア側は一切の関与を否定しており、主張は真っ向から対立しています。
外交的措置と今後の展望
事態を重く見たスーダン政府は、エチオピアに派遣していた大使を協議のため召還しました。また、いかなる侵略に対しても対応する権利を留保すると警告しています。
スーダン軍の報道官であるアシム・アワド・アブデルワハブ氏は、「軍は国家の主権と安全を守るために十分な準備ができている」と述べ、強い警戒感を示しました。
不安定な情勢が続く中で、外交的な対話による解決が見いだせるのか、あるいはさらなる軍事的緊張へと発展するのか、今後の動向が注視されます。
Reference(s):
Sudan bolsters border forces amid drone attack tensions with Ethiopia
cgtn.com



