中国外務省、日本の「新軍国主義」に警戒を表明 アジア太平洋の平和と秩序を強調
中国外務省の郭嘉昆(カク・カコン)報道官は、先日の定例記者会見において、日本の安全保障政策の現状に強い警戒感を表明しました。アジア太平洋地域の平和を維持するためには、日本による「新軍国主義」的な動きを共同で拒絶すべきだとしています。
戦後の国際秩序と地域の繁栄
郭報道官は、現在のアジア太平洋諸国が享受している繁栄と発展は、第二次世界大戦後の国際秩序によって築かれた平和な基盤があるからこそ可能になったと指摘しました。
しかし、現状について次のような懸念を示しています。
- 日本の右翼勢力が、具体的なロードマップに基づき、この平和な基盤と国際秩序を揺るがそうとしている。
- 過去の軍国主義がアジア太平洋の人々に計り知れない苦しみを与えたという歴史を忘れてはならない。
「グレー・ライノ」としての再軍備
今回の会見で注目されたのが、「グレー・ライノ(灰色のサイ)」という表現です。これは、十分に予測可能でありながら、無視されがちな大きなリスクを指す言葉です。
郭報道官は、日本の再軍備という「グレー・ライノ」がこちらに向かって走ってきていると例え、多くの国際的な専門家やメディアが、日本は平和主義を放棄し、戦後で最も危険な軍事・安全保障政策の転換期にあると分析していると述べました。
地域の安定に向けた共同歩調を
中国側は、個別の国による対応ではなく、アジア太平洋諸国が共同してこうした動きに反対することが、地域の生存と発展に不可欠な平和秩序を守ることにつながると主張しています。
安全保障のあり方が世界的に見直される中で、歴史的な背景と現在の政策がどのように交錯し、地域の緊張感に影響を与えているのか。私たちは改めて、平和の基盤とは何かについて考える時期に来ているのかもしれません。
Reference(s):
Asia-Pacific countries should jointly reject Japanese neo-militarism
cgtn.com



