ウガンダのムセベニ大統領が7期目の就任を宣誓、2031年まで政権維持へ
ウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領が、7期目となる大統領への就任を宣誓しました。81歳のムセベニ氏が率いる長期政権は、今後5年間にわたり2031年まで継続することになります。
厳戒態勢の中での就任式
就任式は首都カンパラのコロロ式典場で執り行われました。式典に向けて市内では警備が大幅に強化され、装甲車や多くの警察官が配置されるなど、緊張感のある面持ちで進行しました。当局は、公共の秩序を維持し、混乱を防ぐために不可欠な措置であったとしています。
会場には数千人のウガンダ国民に加え、政府高官や、ブルンジ、トーゴ、コンゴ民主共和国、タンザニア、ソマリア、ガボン、モザンビーク、エチオピア、南スーダンといった近隣諸国のリーダーたちが列席し、ムセベニ氏の就任を見守りました。
長期政権が強調する「変革」と成果
就任演説の中でムセベニ大統領は、自身の長期にわたる指導の下でウガンダが遂げた「変革」について振り返りました。特に、以下の成果を重点的に強調しています。
- 平和と安定の維持:国家としての安定した基盤の構築。
- 国内製造業の成長:バスの生産をはじめとする地場産業の育成。
- インフラ整備の進展:道路の新設・改良、空港および鉄道網の拡張。
選挙を巡る対立と今後の展望
今回の就任は、1月に実施された大統領選挙でムセベニ氏が70%以上の得票率で勝利したことを受けたものです。しかし、この結果については、ボビ・ワイン氏(ロバート・キアグーラニ氏)率いる最大野党「国民団結プラットフォーム(NUP)」が強く反発しています。
野党側は、選挙過程における暴力や不正があったと主張しており、政権の正当性を巡る対立が根強く残っています。安定した発展を掲げる現政権と、変化を求める勢力。この対照的な構図が、2031年までの任期においてどのように展開していくのか、ウガンダの政治的な行方に注目が集まります。
Reference(s):
cgtn.com