ウクライナがモスクワへ大規模なドローン攻撃、エネルギー・国防施設を標的に video poster
ウクライナがロシアの首都モスクワとその周辺地域に対し、過去最大規模とも言われるドローン攻撃を仕掛けました。この攻撃は、ロシアによるキーウへの激しい攻撃に対する報復措置としての側面を持っており、戦況の新たな局面を示唆しています。
大規模な攻撃の概要と被害状況
ロシア国防省の発表によると、昨夜から今朝にかけて、ウクライナ側が投入した556機以上のドローンが撃墜されたということです。しかし、防空網を突破した一部のドローンによる被害も報告されています。
- 人的被害: 4人が死亡し、少なくとも17人が負傷した。
- 物的被害: モスクワ市内の住宅3棟が損壊した。
狙われた重要拠点
今回の攻撃では、ロシアの経済および軍事能力に影響を与える戦略的拠点が明確に標的となっていました。確認されている主な攻撃先は以下の通りです。
- カポトニャ石油精製所: エネルギー供給の要となる施設。
- ゼレノグラードのエルマ・テクノロジーパーク: 高度な技術開発拠点。
- ソルネチノゴルスク石油ポンプ場: 石油物流の重要拠点。
攻撃の背景とウクライナ側の意図
ウクライナ保安庁(SBU)は、今回の攻撃先について「石油物流サイトおよび国防産業施設」であり、この作戦は「完全に正当なものである」と説明しています。
背景には、ロシアがキーウに対して約4年ぶりの最大規模の攻撃を行ったことがあります。これに対し、ゼレンスキー大統領は報復を誓っており、今回の作戦はその意志を具体化したものと考えられます。
軍事的な拠点だけでなく、エネルギーインフラへの攻撃を強めることで、ロシア国内の物流や生産体制に揺さぶりをかける狙いが見て取れます。激化する攻防の中で、双方の攻撃範囲と規模が拡大し続けている現状が浮き彫りとなりました。
Reference(s):
cgtn.com



