世界卓球ドーハで王楚欽が16強進出、中国勢が男女で好発進
2025年にカタール・ドーハで開催中のITTF世界卓球選手権ファイナル男子・女子シングルスで、中国の王楚欽らがそろって16強入りを決めました。本記事では、試合の流れと今後の見どころを日本語で整理します。
ITTF世界卓球選手権ファイナルとは
ITTF(国際卓球連盟)が主催する世界卓球選手権ファイナルは、世界各地のトップ選手が集う国際大会です。今大会はカタールの首都ドーハで行われ、男女シングルスでは各選手がトーナメント方式で優勝を争っています。
男子シングルス:王楚欽がストレートで16強へ
男子シングルスでは、第2シードの王楚欽が、中国の香港出身の黄鎮廷と対戦し、ゲームカウント4対0のストレート勝ちで16強に進出しました。
- 第1ゲーム:12-10
- 第2ゲーム:11-6
- 第3ゲーム:11-5
- 第4ゲーム:11-7
接戦の立ち上がりを制した王楚欽
第1ゲームは互いに譲らない展開となりましたが、王楚欽が要所でミスを抑え、12-10で先取しました。細かなラリーの中で、落ち着いてポイントを重ねたことが流れを引き寄せました。
我慢と攻撃力で主導権を握る
第2ゲームでは、ゲームポイントでのラリーを王楚欽が粘り強くさばき、相手のミスショットを誘って11-6で連取。続く第3、第4ゲームも持ち味の攻撃的なスタイルを維持し、11-5、11-7と危なげない内容で締めくくりました。
王楚欽は次戦でフランスのSimon Gauzyと対戦します。Gauzyは同日に、中国の林高遠をゲームカウント4対2で破り、16強入りを決めています。
梁靖崑も16強入り、次戦はイングランドのJarvis
同じく男子シングルスでは、王楚欽の同僚である梁靖崑が、ポルトガルのMarcus Freitasに4対0で勝利し、ラスト16に進出しました。
- 第1ゲーム:11-8
- 第2ゲーム:11-2
- 第3ゲーム:11-5
- 第4ゲーム:16-14
スコアからも分かるように、中盤までは梁靖崑が主導権を握り、第2ゲームでは11-2と一方的な展開に。第4ゲームはデュースにもつれましたが、最後は集中力を切らさず16-14で振り切りました。次の対戦相手はイングランドのTom Jarvisです。
女子シングルス:中国勢がそろってラウンド16へ
王艺迪、エジプトの新星ゴーダを圧倒
女子シングルスでは、王艺迪がエジプトのハナ・ゴーダと対戦し、4対0のストレート勝ちで32強から16強へ駆け上がりました。
- 第1ゲーム:11-7
- 第2ゲーム:12-10
- 第3ゲーム:11-4
- 第4ゲーム:11-7
第2ゲームは競り合いとなりましたが、終盤の大事なラリーでゴーダのショットがわずかに外れ、王艺迪が12-10で連取。試合を通して、王艺迪のスピードと切れのある攻撃は相手にとって対応が難しく、そのまま押し切る形になりました。
王艺迪は、次戦でルーマニアのAndreea DragomanとフランスのPrithika Pavadeの勝者と対戦する予定です。
陳幸同、接戦の末にフルゲームで勝利
中国の陳幸同も、セルビアのIzabela Lupuleskuを下し、16強入りを決めました。スコアは以下の通りです。
- 第1ゲーム:11-1
- 第2ゲーム:11-5
- 第3ゲーム:11-9
- 第4ゲーム:9-11
- 第5ゲーム:14-12
前半3ゲームを連取して優位に立った陳幸同ですが、第4ゲームを9-11で落とし、試合は一気に接戦ムードに。それでも最終ゲームでは14-12と僅差の勝負をものにし、冷静な勝負強さを見せました。陳幸同は、第19シードであるブラジルのBurna Takahashiと次ラウンドで対戦します。
中国勢の層の厚さが際立つ今大会
男子では王楚欽と梁靖崑、女子では王艺迪と陳幸同がそろって16強に名を連ねるなど、今大会でも中国勢の層の厚さがあらためて示されています。いずれの試合も、スコアだけでなく内容面でも安定した戦いぶりが目立ちました。
トーナメントが進むにつれ、ヨーロッパやその他の地域の強豪との対戦も増えていきます。王楚欽とGauzy、梁靖崑とJarvis、陳幸同とTakahashiのカードは、それぞれプレースタイルの違いがはっきりした組み合わせで、戦術面の駆け引きにも注目が集まりそうです。
国際卓球の動きを日本語で押さえておきたい読者にとって、今大会は世界トップレベルの攻防をまとめてチェックできる絶好の機会です。今後も各ラウンドの結果や内容を追いながら、自分なりの視点で試合を振り返ってみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
Wang Chuqin continues to progress at World Table Tennis Championships
cgtn.com




