ネタニヤフ裁判、保安理由で公聴会再び中止 司法取引へ動きも
保安スケジュールを理由に公聴会が中止
イスラエルのネタニヤフ首相が被告となる刑事裁判で、2026年4月27日現在、予定されていた公聴会が再び中止されました。弁護側が「保安スケジュール」を理由に求めたもので、裁判所がこれを認めたと現地メディアが伝えています。
この裁判は2020年に始まり、現在は弁護側の主張を行う段階にあります。ネタニヤフ首相自身は2024年12月に証言台に立ちましたが、その後も保安上の懸念や戦時中の情勢変化により、審理が何度も中断しています。
大統領は恩赦より司法取引を模索
イスラエルのヘルツォグ大統領は、現段階でネタニヤフ首相への恩赦を授与する計画はないとされています。代わりに、司法取引(plea deal)に至るための調停プロセスを開始しようとしているのです。取引が成立すれば、被告が過ちを認める代わりに、刑罰が軽減されるなどの条件がつくことが通常です。
司法取引には、公職からの退陣が求められる可能性もあると報じられており、イスラエル政治の行方を大きく左右する要素となっています。
収賄など3件の罪状、有罪なら長期刑の可能性
ネタニヤフ首相は現在、以下の3つの事件で裁判にかけられています。
- 詐欺
- 背任
- 収賄
もし有罪判決が下された場合、収賄罪では最大10年、詐欺と背任罪を合わせて最大3年の懲役刑に処される可能性があります。裁判は長期化しており、その結末は国内外から注目されています。
今回の公聴会中止は、戦時下という特殊な状況が司法手続きに影響を与える一例とも見られ、権力の座にいる人物の裁判の難しさを浮き彫りにしています。
Reference(s):
Netanyahu trial hearing canceled again due to 'security schedule'
cgtn.com



