中国本土、2026年も「より積極的な財政政策」継続へ――歳出拡大で景気下支え
中国本土の財政運営が2026年も「より積極的」に続く方針です。1月20日に国務院新聞弁公室の記者会見で、中国財政部の当局者が2025年の実施状況を振り返るとともに、新年の政策の方向性を示しました。
1月20日の発表:2026年は歳出の「力度」を強める
発表によると、中国本土は2026年も「より積極的な財政政策」を継続し、全体としての歳出の強さ(支出の力度)を一段と高める考えです。狙いは、経済・社会の発展をしっかり支えることにあると説明されました。
キーワードは4点:「規模」「構造」「効率」「成長の勢い」
財政部が示した2026年の指針は、次の4つに整理できます。
- 全体規模の拡大:必要な支出余地を確保し、下支えを厚くする
- 構造の改善:支出の配分を見直し、重点の置き方を調整する
- 効率の向上:同じ支出でも効果を高める運用を重視する
- 成長の勢いの強化:回復の持続力につながる要素を後押しする
同時に、政策支援を継続して市場の期待を安定させ、回復を支える姿勢も強調されました。
「より積極的な財政政策」とは何を意味するのか
一般に「積極的な財政政策」は、政府支出や財政面のテコ入れを通じて、景気や雇用、民生(生活に関わる領域)を下支えする考え方を指します。今回の説明では、2026年に向けて「支出の力度を増す」とされており、財政がマクロ運営の中で果たす役割をより前面に出す構図が読み取れます。
2026年の注目点:支援の「持続」と「中身」
今回の会見では、方向性として「規模拡大」と同時に「構造改善」「効率向上」も掲げられました。今後の焦点は、支援を続けながらも、どの分野に重心を置き、どのように効果を高めていくのか――政策の“中身”がどう具体化されるかに移っていきそうです。
2026年の中国本土経済の回復局面を見極めるうえでも、財政政策の運用は引き続き重要な観測材料になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com




