中国、第1四半期の貿易額が5年ぶりの高成長 15%増、民間企業がけん引
先週、中国海关当局が発表した統計によりますと、2026年第1四半期(1月~3月)の対外貿易額は前年同期比15%増の11兆8400億元(約163兆円)に達し、過去5年間で最も高い伸び率を記録しました。年初からの力強いスタートは、国際経済の複雑な状況の中でも、中国の貿易が確かな成長軌道にあることを示唆しています。
5年ぶりの高い成長率
海关総署の王軍副署長は、「第1四半期の貿易額が11兆元を突破したのは初めてであり、この四半期の成長率も約5年で最も速いものです」と述べ、貿易の強い勢いを強調しました。輸出は6兆8500億元(11.9%増)、輸入は4兆9900億元(19.6%増)と、輸入が輸出を上回る伸びを見せている点も特徴です。
民間企業が貿易の「主役」に
今回の成長をけん引したのは、引き続き民間企業でした。第1四半期の民間企業の輸出入額は6兆7800億元(16.2%増)に達し、中国全体の貿易額に占める割合は57.3%まで上昇しました。政府による経営環境の改善支援もあり、民間企業の活力が対外貿易においてますます重要な役割を果たしていることが、データから明らかになりました。
地域別の動向と持続可能性への期待
(注:元の情報には地域別の詳細データは含まれていませんが)このような高い成長は、中国本土が主要な貿易パートナーとの経済関係を強化していることの表れとも言えます。特に近年、アジア域内でのサプライチェーン連携が深まる中、安定した貿易の拡大は地域経済全体にとって良いニュースです。また、輸入の伸びが輸出を上回ったことは、中国国内市場の需要が堅調であることを示しており、今後の持続的な成長の基礎となる可能性があります。
専門家は、この勢いが2026年後半も続くかどうかは、世界経済の減速リスクや地政学的な要因に大きく左右されるとの見方を示しています。しかし、第1四半期のこの数字は、少なくとも今年の初めにおいて、中国の貿易部門が強い回復力を見せていることを物語っています。今後の動向からは、グローバルな経済の流れと、主要国・地域の政策選択についても、多くのヒントが得られそうです。
Reference(s):
cgtn.com








