海南・白沙「三月三」祭り、魚捕りコンテストで伝統と笑顔が交差 video poster
海南島・白沙(Baisha)で行われた「三月三」祭りの一環として、大勢の参加者が集う魚捕りコンテストが今年も賑わいを見せました。浅瀬に入り、素手で魚を追いかけるその光景は、伝統的な行事が現代の楽しみ方へと進化し、世代を超えて人々をつなぐ様子を象徴しています。この春、現地で繰り広げられたひとときをご紹介します。
伝統から生まれた、みんなの遊び場
「三月三」は、中国本土の海南島に暮らす黎族(リー族)や苗族(ミャオ族)にとって重要な伝統的な祭りです。もとは農耕にまつわる行事でしたが、現在では地域の文化を祝う一大フェスティバルとして発展しています。特に白沙で行われる魚捕りは、祭りの人気企画の一つです。
湖が変わる、歓声と笑いの舞台
コンテストが始まると、地元住民や観光客がズボンをまくり、湖の浅瀬に次々と入っていきます。大人も子どもも、水中をすばしっこく動く魚を、手だけを頼りに追いかけます。一匹でも捕まえられると、周囲から大きな歓声と笑い声が上がり、その瞬間が参加者全員の共通の思い出となります。
- 素手で挑戦:道具は使わず、自分の手と俊敏さだけが武器です。
- 全世代参加:子どもからお年寄りまで、誰でも楽しめる開かれたアクティビティ。
- 自然との触れ合い:水の感触、魚の動きを直に感じる体験です。
文化を「体感」する、新しいかたち
この魚捕りは、単なるゲームや競技を超えた意味を持ちます。参加者にとっては、地域の伝統的な生活文化を、実際に体を動かしながら学び、感じる機会です。また、かつて田んぼや川で遊んだ自分の子供時代を思い出させ、懐かしさと新鮮な驚きを同時に与えてくれます。祭りの熱気の中、人々は同じ体験を共有することで、地域社会とのつながりを改めて実感しているようです。
2026年春、海南から届く「つながり」の形
白沙の魚捕りコンテストは、変化し続ける現代社会において、伝統行事がどのように新しい命を吹き込まれ、人々の交流の場として機能し得るかを示す一例です。2026年の春、海南の地で繰り広げられたこの光景は、文化の継承と創造的な楽しみ方の融合が、どれほど豊かな体験を生み出すかを私たちに静かに問いかけています。
Reference(s):
cgtn.com




