全豪オープン女子ドロー、Zheng QinwenがSabalenkaと同ブロックに
テニスの全豪オープン女子シングルス本戦ドローが発表され、中国本土出身で第5シードのZheng Qinwenが、ディフェンディングチャンピオンで第1シードのAryna Sabalenkaと同じブロックに入ったことが分かりました。順当に勝ち上がれば、両者は準々決勝で対戦する可能性があります。
Zheng Qinwenは予選勝者と初戦、SabalenkaはStephensと激突
Zheng Qinwenの1回戦の相手はまだ確定しておらず、予選勝者か「ラッキールーザー」と呼ばれる選手と対戦します。ラッキールーザーとは、予選で敗退した選手の中から、本戦の欠場者が出た場合に繰り上げで出場する選手のことです。
一方、Sabalenkaは初戦で世界ランキング84位のSloane Stephens(アメリカ)と対戦します。経験豊富な元トップ選手との難しいスタートとなりそうです。
女子シングルスの注目カード
全豪オープン女子シングルスのドローでは、Zheng QinwenとSabalenkaのブロック以外にも、見逃せない対戦カードが並びました。
- No.3シードのCoco Gauffと第7シードのJessica Pegulaによる、アメリカ勢同士の上位対決。
- カザフスタンのElena RybakinaとイタリアのJasmine Paoliniが顔を合わせるカードは、2024年の全仏オープン準々決勝の再戦となります。
- 第8シードのEmma Navarro(アメリカ)と、第2シードIga Swiatek(ポーランド)の一戦は、Navarroにとって雪辱を期す「リベンジマッチ」として注目されています。
女子本戦に中国本土勢7人、ドローと見どころ
女子シングルスでは、Zheng Qinwenに加えて、中国本土からさらに6人が本戦入りし、合計7人が全豪オープンの舞台に立ちます。アジア勢の層の厚さを示す顔ぶれです。
- Wang Xinyuは、第11シードのPaula Badosa(スペイン)と1回戦で対戦します。
- Yuan Yueは、第27シードのAnastasia Pavlyuchenkova(ロシア)に挑みます。
- Wang Yafanは、Anna Bondar(ハンガリー)と対戦。これまでの対戦成績は1勝0敗とリードしており、精神的な優位を持ってコートに立てそうです。
- Wang Xiyuは、Julia Grabher(オーストリア)との初戦に臨みます。
- 35歳のベテラン、Zhang Shuaiは、アメリカのMcCartney Kesslerと1回戦で対戦します。
- Zheng Saisaiは、ロシアのErika Andreevaと顔を合わせます。
グランドスラムの本戦で、これだけ多くの中国本土勢が名を連ねること自体が大きなトピックです。それぞれがどこまで勝ち進むかによって、女子テニスの勢力図にも影響が出てきそうです。
男子シングルスも大混戦のドローに
男子シングルスでは、第1シードでディフェンディングチャンピオンのJannik Sinner(イタリア)が、地元期待の第8シード、Alex de Minaurと同じセクションに入りました。両者が勝ち続ければ、ここでも準々決勝での対戦が見込まれます。
第4シードのTaylor Fritz(アメリカ)は、全豪オープンで3度の準優勝を経験している第5シードのDaniil Medvedev(ロシア)と対戦する可能性があります。安定感のあるサーブと強烈なストロークが持ち味の両者だけに、実現すればハイレベルな打ち合いになりそうです。
さらに、セルビアのスーパースターで第7シードのNovak Djokovicは、史上最多となる25個目のグランドスラムタイトルを目指す中で、第3シードのCarlo Alcaraz(スペイン)との準々決勝が最初の大きな山場になると見られています。
第2シードのAlexander Zverev(ドイツ)と、第6シードのCasper Ruud(ノルウェー)が準々決勝でぶつかる可能性もあり、男子ドロー全体としても見どころの多い構図になっています。
男子本戦に中国本土勢3人、世界の強豪に挑む
男子シングルスでも、中国本土から3人の選手が本戦に出場します。女子と合わせて、全豪オープンにおける中国本土勢の存在感の大きさが際立ちます。
- Zhang Zhizhenは、第13シードのHolger Rune(デンマーク)との対戦が決まっています。
- Shang Junchengは、Alejandro Davidovich Fokina(スペイン)と初戦で対戦します。
- Bu Yunchaoketeは、予選終了後に決まる相手を待つ形です。
ランキング上位の強豪との対戦が多いドローですが、その分、勝利すれば大きく注目を集めるチャンスでもあります。どの選手がブレイクスルーを果たすのか、アジアのテニスファンにとっても見逃せない大会になりそうです。
全豪オープンドローから見える、テニスの現在地
今回の全豪オープンのドローからは、女子ではZheng Qinwenを中心とする中国本土勢の台頭、男子ではSinner、Djokovic、Carlo Alcarazらトップ選手同士の早期対戦の可能性など、テニス界の「勢力図」が凝縮されています。
日本から大会をフォローするファンにとっても、「誰が優勝するか」だけでなく、「どの地域の選手が台頭しているのか」「どんなスタイルのテニスが主流になりつつあるのか」といった視点でドローを眺めてみると、グローバルスポーツとしてのテニスのダイナミズムがより立体的に見えてきます。
Reference(s):
Zheng Qinwen in same bracket as Aryna Sabalenka at Australian Open
cgtn.com








