全豪オープン2025、Zheng Qinwenが女子単1回戦で白星発進
テニスの2025年全豪オープン女子シングルス1回戦で、中国のZheng Qinwen(ジェン・チンウェン)がルーマニアのAnca Todoni(アンカ・トドニ)を7-6(7-3)、6-1で下し、幸先の良い白星スタートを切りました。試合はオーストラリア・メルボルンのメルボルン・パークで、現地日曜日に行われました。
第1セットは互いに譲らぬサービス合戦
立ち上がりから両者はサービスゲームをしっかりキープし、第1セットは3-3までブレークのない展開となりました。Zhengは最初の3つのサービスゲームでわずか1ポイントしか落とさず、安定したプレーを見せます。
均衡を破ったのは第7ゲームでした。Zhengがこの試合最初のブレークポイントを握ると、Todoniはエースでいったんしのいだものの、その後2ポイントを連取されてブレークを許し、Zhengが4-3とリードを奪います。
続く第9ゲーム、5-3とリードを許したTodoniは、何としてもキープしたい自身5度目のサービスゲームで粘りを発揮します。5度のデュースを含む約11分間のラリーの末にキープに成功し、スコアを5-4に戻しました。
第10ゲームでは、Zhengが3本のセットポイントを握りながらも決め切れず、ミスが続いたところをTodoniに突かれてブレークを許し、5-5の振り出しに戻ります。その後、Todoniが第11ゲームをキープして6-5と逆転。第12ゲームでは今度はTodoniが3本のセットポイントを握り、Zhengを追い詰めます。
しかしここでZhengが勝負強さを見せ、3本すべてのセットポイントをしのいでサービスゲームをキープし、タイブレークに持ち込みました。このタイブレークをZhengが7-3で制し、激しい攻防となった第1セットをものにしました。
第2セットはZhengが一気に主導権
接戦となった第1セットを制したことで、Zhengは第2セットの開始から一段と攻撃的な姿勢を見せます。相手の最初のサービスゲームをいきなりブレークし、あっという間に3-0とリードを広げました。
Todoniはメディカルタイムアウトを挟んだあと、第4ゲームをキープして1-3と追いすがりますが、流れを引き戻すには至りません。Zhengはその後の3ゲームを連取し、第2セットを6-1で奪取。ストレート勝ちで試合を締めくくりました。
初の対戦、Todoniも存在感を示す
20歳のTodoniは予選を勝ち上がって、キャリアで初めて全豪オープン本戦の舞台に立ちました。この試合がZhengとの初対戦でしたが、第1セットでは長いサービスゲームをものにし、3本のセットポイントをしのいでブレークを奪うなど、若さと粘り強さを印象づけました。
一方のZhengは、要所でギアを上げる試合運びが光りました。第1セット終盤でTodoniのセットポイントを跳ね返し、タイブレークを一気に引き寄せた場面は、このマッチのターニングポイントと言えます。その勢いを保ったまま第2セットで主導権を握り続けたことが、スコア以上の完勝につながりました。
試合のポイントを整理
- スコアは7-6(7-3)、6-1のストレート勝ち
- 第1セットでは両者とも3本ずつのセットポイントをしのぐ、緊迫した展開
- 第9ゲームには約11分間・5度のデュースに及ぶロングゲーム
- 第2セットは序盤からZhengがブレークに成功し、3ゲーム連取を2度重ねて主導権を維持
- 予選から勝ち上がった20歳のTodoniは、全豪オープン本戦初出場で堂々としたプレーを見せた
スコアだけを見ると第2セットは一方的にも映りますが、その裏には第1セットから続く細かな流れの変化と、プレッシャーのかかる場面でのメンタルの差がありました。2025年の全豪オープン女子シングルスでのZhengの戦いぶりは、今後の試合でも注目を集めそうです。
Reference(s):
cgtn.com








