アジア冬季大会控え、ハルビン空港にEチャネル導入 入出国を高速化 video poster
来年2月に開幕する第9回アジア冬季競技大会を前に、中国東北部・黒竜江省のハルビン太平国際空港で、自動化出入国ゲート「Eチャネル」が稼働を開始しました。国際便の増加が見込まれる中、入出国手続きのスピードアップと混雑緩和が狙いです。
黒竜江省で初のEチャネル、ソウル便の乗客が第1号に
ハルビンは、来年開かれる第9回アジア冬季競技大会の開催都市です。その玄関口となるハルビン太平国際空港では、到着・出発の双方で利用できる自動化出入国システム「Eチャネル」を導入しました。
黒竜江省で初となるこのEチャネルは、現地の金曜午後に正式運用が始まりました。ソウル(大韓民国・ソウル発)からの便に搭乗していた条件を満たす乗客が、Eチャネルを通じて中国への入国手続きを素早く完了し、第1号利用者となりました。
到着8レーン・出発6レーン、利用が進む自動化ゲート
ハルビン太平国際空港には、合計14基のEチャネルが設置されています。内訳は到着用が8基、出発用が6基です。
- 到着用Eチャネル:8基
- 出発用Eチャネル:6基
- Eチャネルで入出国を完了した乗客:これまでに228人
これにより、対象となる乗客は従来のカウンターに並ぶことなく、専用ゲートを通過することで、より短時間で入国・出国を済ませることができます。空港側にとっても、通常のカウンター業務の負荷を減らす効果が期待されています。
冬のピークシーズンに向けた「混雑対策」
ハルビン太平国際空港は、今後の旅客数の大幅な増加を見込んでいます。その背景には、次のような要因があります。
- 来年2月7〜14日に開催予定の第9回アジア冬季競技大会
- 多くの人が移動する春節(旧正月)の時期
- 氷雪観光シーズンの本格化
アジア冬季競技大会の開催期間中は、選手団や観戦客など、国内外から多くの人がハルビンを訪れると見込まれています。冬の観光シーズンや春節の移動と重なることで、空港の混雑はさらに高まる可能性があります。
こうした状況を踏まえ、Eチャネルの導入は「混雑を少しでも減らし、スムーズに人をさばく」ための重要な一歩といえます。
日本の読者にとっての意味
日本からハルビンを訪れる旅行者や、アジア冬季競技大会を機に中国東北部へ足を運ぶ人にとって、出入国時の待ち時間が短くなる可能性は小さくありません。Eチャネルのような自動化ゲートの拡充は、
- 長時間の行列によるストレスの軽減
- 乗り継ぎ時間に余裕のない場合の安心感向上
- 国際的な人の往来の活性化
といった効果につながると期待されています。
国際ニュースとして見れば、ハルビン空港の取り組みは、「冬の国際スポーツ大会」と「出入国管理のデジタル化」という二つの流れが交わる象徴的な動きともいえます。今後、他の都市や空港にもどのような形で広がっていくのか、引き続き注目していきたいところです。
Reference(s):
E-channels open at airport in Harbin for quick arrivals, departures
cgtn.com








