中国スーパーリーグ首位攻防戦:上海申花が北京国安を3-1撃破し単独首位に
中国スーパーリーグ(CSL)の首位攻防戦で、上海申花がアウェーで北京国安を3対1で破り、17試合を終えて勝ち点41の単独首位に立ちました。開幕から無敗を続けてきた北京国安に今季初黒星をつけた一戦は、リーグの勢力図を映し出すゲームとなりました。
北京のスタジアムで行われた大一番
試合は土曜夜、北京のWorkers Stadium(工人体育場)で行われ、今季最多となる62,291人の観客が詰めかけました。ホームの北京国安はここまで11勝5分と無敗を維持していましたが、その無敗記録に終止符が打たれる結果となりました。
前半から上海申花がペースを掌握
前半7分、上海申花が試合を動かします。左サイドからGao Tianyi選手がクロスを送り、ゴール前のLuis Asue選手がヘディングシュート。北京国安のGK Hou Sen選手が手を伸ばしましたが、防ぎ切れず、ボールはゴールネットを揺らしました。
勢いに乗る上海申花は21分、リードを広げます。ロングパスに反応したWu Xi選手が北京国安の守備陣の背後へ抜け出し、Uros Spajic選手を振り切ってペナルティエリア手前からシュート。低く抑えたボールがゴール隅に決まり、スコアは2対0となりました。
北京国安の反撃とオフサイド判定
しかしホームの北京国安もすぐに反撃します。5分後の26分、Guga選手が得たフリーキックを自ら右足で狙うと、壁の上を越えたボールはGK Xue Qinghao選手の手の届かないコースへ飛び込み、1点差に詰め寄りました。
さらに29分、Dawhan選手がネットを揺らして一度は同点かと思われましたが、このゴールはZhang Yuning選手のオフサイドが判定され、取り消されました。スタジアムの熱気が一気に高まる中での判定となり、流れをつかみかけた北京国安にとっては痛いシーンでした。
終盤の取り消しゴールとダメ押し弾
後半も両チームは激しい攻防を続けましたが、スコアは動かない時間帯が続きます。83分には、今度は上海申花が悔しい思いをします。Yu Hanchao選手のシュートがゴールネットを揺らしましたが、こちらもオフサイドの判定でノーゴールとなりました。
それでも上海申花は最後まで集中を切らしませんでした。後半アディショナルタイム7分、Wu Xi選手がスルーパスでYu Hanchao選手を裏へ走らせ、これをYu選手が冷静に決めて3点目。試合を決定づけるゴールとなり、3対1で上海申花の勝利が確定しました。
単独首位に立った上海申花、追う北京国安
この結果、上海申花は17試合を終えて勝ち点41とし、中国スーパーリーグの単独首位に立ちました。北京国安は3ポイント差で2位に後退しますが、ここまでの安定した戦いぶりから、依然として優勝争いの有力候補であることに変わりはありません。
6万人を超える観客が詰めかけたスタジアムで繰り広げられたハイレベルな攻防は、中国スーパーリーグの競争力と人気の高さを印象づける内容でもありました。アジアのクラブサッカーを語るうえで、中国国内リーグの動きも今後ますます見逃せない存在になりそうです。
同日のその他の試合結果
同じ土曜には、中国スーパーリーグで次の試合も行われました(ホームチームが先):
- Dalian Yingbo 4-0 Shandong Taishan
- Shenzhen Peng City 4-0 Qingdao Hainiu
- Henan 1-1 Meizhou Hakka
いずれの結果も、それぞれのクラブにとってシーズンの行方を左右しうる重要な勝ち点となりました。大勝を収めたクラブにとっては、勢いを取り戻すきっかけにもなりそうです。
日本のファンがこの試合から読み取れること
欧州のビッグクラブの試合に目が行きがちですが、アジア各リーグの首位攻防戦にも、サッカーのトレンドやクラブ運営のヒントが詰まっています。今回の試合では、アウェーで先制点を奪い、その後も前線からの守備とカウンターで主導権を維持した上海申花の戦い方が際立ちました。
リスク管理と決定力のバランスをどうとるかというテーマは、日本のJリーグにも共通します。中国スーパーリーグの上位クラブの試合を丁寧に追うことで、アジアサッカー全体のレベルやスタイルの変化を、日本語で俯瞰することができるでしょう。
今後も中国スーパーリーグの上位争いは混戦が続く可能性があります。上海申花と北京国安をはじめとするクラブの動向は、アジアサッカーに関心を持つ日本のファンにとって、チェックしておきたいニュースになりそうです。
Reference(s):
Shanghai Shenhua beat Beijing Guoan 3-1 in battle for top spot in CSL
cgtn.com








