北京で第4回中国・ドイツ高級財政対話 世界経済の安定へ協力確認
北京で8日、中国とドイツの政府高官による第4回中国・ドイツ高級財政対話が開かれ、両国は金融分野の協力を通じて世界経済の安定成長に貢献していく方針をあらためて確認しました。
北京で第4回中国・ドイツ高級財政対話
中国の何立峰副首相(中国共産党中央政治局委員)は北京で開かれた第4回中国・ドイツ高級財政対話を、ドイツのラース・クリングバイル副首相兼財務相とともに共同議長として主宰しました。
この高級財政対話は、両国政府が財政・金融分野での政策協調や協力を話し合うハイレベルな枠組みで、今回が4回目の開催です。
「世界経済の安定成長に新たな貢献」何副首相が強調
何副首相は対話の席上、中国はドイツとともに両国の指導者がこれまでに達成してきた重要なコンセンサスを着実に実行し、中国とドイツの包括的な戦略的パートナーシップの新しい章を開いていく用意があると述べました。
そのうえで、両国の協力を通じて世界経済の安定的な成長に新たな貢献をしていきたいと強調し、金融分野での対話と協力を一段と深める考えを示しました。
ドイツ側「金融交流と協力を一層強化」
これに対しクリングバイル副首相兼財務相は、ドイツとして中国との金融交流と協力を強化する意思を表明し、二国間関係のいっそう大きな発展を後押ししたいと語りました。
ドイツ側の発言からは、経済・金融分野での実務レベルの結び付きや対話を深めることで、将来にわたる安定した関係構築を図る狙いもうかがえます。
相互利益の成果と第2回「中独金融ラウンドテーブル」
今回の高級財政対話では、双方が一連の互恵的な成果とコンセンサス(合意)に達したとされています。
対話の後、何氏とクリングバイル氏は、第2回中独金融ラウンドテーブルにも出席しました。このラウンドテーブルは、政府高官に加えて両国の金融関係者が集まり、実務的な課題や協力の可能性を意見交換する場とみられます。
今回の対話が示す三つのポイント
今回の中国・ドイツ高級財政対話からは、次のようなポイントが浮かび上がります。
- 両国指導者のコンセンサスを財政・金融の現場で具体化していくプロセスが進んでいること
- 世界経済の安定成長に向け、中国とドイツが協調する姿勢をあらためて示したこと
- 政府間対話に加え、金融ラウンドテーブルなど多層的な対話の場づくりが重視されていること
中国とドイツの経済関係は、世界経済全体にも影響を与える規模を持ちます。今回のようなハイレベルの財政対話や金融ラウンドテーブルが、双方の安定した協力関係づくりと、国際金融システムの安定にどうつながっていくのかが、今後の注目点となりそうです。
Reference(s):
Fourth China-Germany high-level financial dialogue held in Beijing
cgtn.com








