習近平氏、党の自己統治を「より高い基準」で強化 反腐敗と制度運用を強調
2026年1月12日、中国共産党(CPC)の習近平総書記は北京で開かれた規律検査機関の会議で、「全面的で厳格な党の自己統治」をより高い基準で進めるよう呼びかけました。15次五カ年計画(2026〜2030年)が始まる年に、統治の引き締めと反腐敗を改めて前面に出した形です。
何があったのか:第20期中央規律検査委の会議で演説
習氏は12日、北京で開かれた第20期中国共産党中央規律検査委員会の第5回全体会議(五次全会)で演説しました。習氏は中国国家主席、中央軍事委員会主席も兼務しています。
ポイント1:「権力を制度のカゴに」——運用の実効性を重視
習氏は、権力行使を制度の枠組みによって制約することを、党の自己統治における重要課題だと位置づけました。単に仕組みを置くのではなく、「より周到で効果的」な形で運用する必要がある、という趣旨です。
- 権力の行使を制度で縛る
- ルールの適用は例外なく行う
- 法規・規律の前では「全員が平等」
ポイント2:反腐敗は「負けられない重大な闘争」
習氏は反腐敗について、党が「負けることのできない」闘争だと強調しました。また、現状について「依然として深刻で複雑」と述べ、腐敗を生む「土壌と条件」を取り除く作業は難しいと指摘。腐敗した幹部に「隠れる場所を与えない」姿勢を堅持する必要がある、としました。
ポイント3:2025年の取り組みを総括、次の計画期の「保証」に
習氏は、2025年に党風(仕事ぶり)改善、清廉の維持、腐敗対策を強化し「顕著な成果」を挙げたと述べました。そのうえで、15次五カ年計画(2026〜2030年)の目標と任務を達成するための「強い保証」として、自己統治と反腐敗を位置づけました。
「決定と方針を実行すること」を統治の土台に
習氏は、党中央の重大な決定や計画を実行することが、党中央の権威と「集中的・統一的指導」を守るうえでの基本要件だと述べました。各級の党組織、党員・幹部に対し、第20期党中央委員会第4回全体会議(四中全会)の決定と計画を、具体的な行動で実施するよう求めています。
今後の見どころ:制度の徹底と、取り締まりの「持続性」
今回の発言は、計画期のスタートに合わせて、規律・監督の枠組みをより実務的に動かしていく意思表示とも読めます。注目点は、制度による権力制約がどの領域で具体化されるのか、また反腐敗の取り組みがどの程度の強度で継続されるのか、という点になりそうです。
Reference(s):
Xi urges advancing Party self-governance with higher standards
cgtn.com








