中国、ロシアと戦略協調強化へ 国防部が表明
中国国防部は2026年1月29日(木)、ロシアとの「戦略的協調」を一層強化し、双方の核心的利益と重大な関心事項に関して支え合う考えを示しました。背景には、両国の防衛相による最近のビデオ会談があります。
国防部報道官「核心的利益で相互支持」
中国国防部の報道官・姜斌(ジャン・ビン)氏は、定例記者会見で記者の質問に答える形で発言しました。質問は、両国防衛相による最近の動画を通じた協議(ビデオ会談)に関するものでした。
姜氏は、中国がロシアと戦略的協調を強め、双方がそれぞれの「核心的利益」と「重大な関心事項」に関して支援し合う方針だと述べています。
2026年は「節目の年」──30周年と25周年
姜氏によると、2026年は以下の節目に当たるといいます。
- 中ロの「戦略的協力パートナーシップ」樹立から30周年
- 「中ロ善隣友好協力条約」署名から25周年
外交・安全保障の文脈では、こうした周年がメッセージ発信のタイミングとして使われることが多く、今回の発言も「関係の継続性」を強調する狙いがうかがえます。
軍同士の交流が「国際・地域の安定に重要」
姜氏はまた、中ロ関係が高い水準で発展しており、軍同士の交流や協力が「各レベル・各分野で」進み、成果を上げていると説明しました。こうした協力は、国際および地域の安定を維持する上で重要な役割を果たしている、という位置づけです。
「新時代の包括的戦略協力」へ、前向きなエネルギーを注入
姜氏は、中国がロシアとともに「新時代の中ロ包括的戦略協力パートナーシップの深化」に新たな貢献をしていくと述べ、グローバルな安全と安定に「ポジティブなエネルギーを一貫して注入する」との表現で締めくくりました。
今後は、今回言及された「協調強化」が、どの分野の軍事交流・協力に重心を置いて具体化していくのかが注目点になりそうです。
Reference(s):
cgtn.com



