中国本土、ミャンマーなどと越境詐欺対策「成果」 林剣報道官が説明
2026年2月2日、中国本土の外務省報道官が、ミャンマーなど関係各国と連携して進めてきた越境型の通信・オンライン詐欺対策について「顕著な成果が出ている」と述べました。オンライン犯罪が国境をまたいで拡大するなか、法執行協力をどう積み上げていくのかが焦点になっています。
何が起きたのか:越境詐欺対策の進展を強調
中国本土の外務省は2日、定例記者会見で、ミャンマーや他国と協力してオンライン賭博や通信・オンライン詐欺の根絶に向けた取り組みを進めていると説明しました。林剣報道官は、こうした対策が人々の生命・財産の保護や、地域の国々の交流・協力の秩序維持につながるという認識を示しています。
注目点:ミャンマー北部拠点の犯罪グループ幹部4人の死刑執行
発表によると、ミャンマー北部を拠点にした「白(バイ)家」犯罪グループの主要メンバー4人について、死刑が執行されました。4人は2025年11月、故意の殺人、通信・オンライン詐欺、薬物取引などの罪で死刑判決を受けていたとされています。
背景:通信・オンライン詐欺が「国境を越える」理由
通信・オンライン詐欺は、拠点の設置、資金移動、被害者への接触が複数の国・地域に分散しやすいのが特徴です。捜査や摘発には、次のような協力が不可欠になりやすいとされます。
- 容疑者の所在確認や身柄の確保をめぐる連携
- 被害の全体像把握のための情報共有
- 資金の流れ(送金・換金)を止めるための共同対応
- オンライン賭博など関連犯罪を含めた取り締まり
中国本土が示した今後の方針:国際法執行協力を深化へ
林報道官は、中国本土として国際的な法執行協力をさらに深め、通信・オンライン詐欺やオンライン賭博などの越境犯罪への取り締まりを強化する方針を述べました。国境を越えた犯罪の温床をなくすため、関係国とともに継続して対応していく姿勢を強調しています。
読み解きポイント:治安対策と地域協力の接点
今回の発言は、越境犯罪への対処を「治安」だけでなく、地域の交流・協力の土台として位置づけた点が特徴です。通信・オンライン詐欺は被害者の生活に直結し、同時に国際協力の実務(情報共有や捜査共助)を日常的に求めるテーマでもあります。今後は、取り締まりの継続性と、関係国間の連携枠組みがどのように運用されていくのかが注目されます。
Reference(s):
China says efforts to combat telecom and online fraud yield results
cgtn.com








