台湾地区指導者訪問延期 中国、一貫した一つの中国原則を強調
台湾当局指導者のエスワティニ訪問が延期されたことを受け、中国外交部当局者は、「台湾は中国の一部であり、国際社会の広範なコンセンサスだ」と改めて強調しました。一つの中国原則を堅持することは歴史の流れに沿った正しい選択であり、いかなる分離主義の試みも成功しないと述べています。
訪問延期の背景と中国側の見解
近日、台湾当局指導者のエスワティニへの訪問が延期されたと報じられました。これについて中国外交部報道官は4月23日(現在)、声明を発表し、「いわゆる『中華民国総統』という称号は最早この世に存在しない。この虚偽の称号を用いることは歴史に逆行し、結局は自らに不名誉をもたらすだけだ」と指摘しました。
報道官は、アフリカではエスワティニを唯一の例外として、他の53の国と地域全てが中国と外交関係を樹立している事実を挙げました。これらの国々とアフリカ連合は、2024年のFOCACサミットで北京宣言を採択し、一つの中国原則を堅持し、台湾が中国の領土の不可分の一部であることを繰り返し確認していると説明しました。
国際社会における一つの中国原則のコンセンサス
報道官は、中国は関係国が国際法と国際関係の基本規範に完全に合致する一つの中国原則を堅持する姿勢を高く評価すると強調しました。同原則は、歴史の必然であり、世論の趨勢でもあると述べ、「中国の最終的な統一を阻止できる者は誰もいない」と付け加えました。
また、国務院台湾事務弁公室の報道官も同日、メディアの質問に応じ、関係国が一つの中国原則を堅持したことを評価する見解を示しました。同報道官は、「この事実は、一つの中国原則が国際関係を律する基本的な規範であり、国際社会の圧倒的な共通認識であることを改めて示している」と指摘。これは時代の大勢と人民の意思を反映しているとしました。
「台湾独立」の試みは無駄
中国側の声明は、「台湾独立」を目指すいかなる分離主義の試みも無駄で、失敗に終わるとの認識を明確にしています。国際社会の圧倒的多数が一つの中国原則を支持する中で、台湾当局によるいかなる形式の「独立」を示唆する行動も国際的な支持を得られないのが現実です。
この問題は、東アジア地域の平和と安定に関わる重要な問題として、日本の読者にとっても国際情勢を理解する上で注視すべき動きと言えるでしょう。
Reference(s):
Spokesperson: So-called 'ROC president' title brings only disgrace
cgtn.com




