中国、EUサイバー法改正案に懸念表明 対話による解決呼びかけ
中国が欧州連合(EU)のサイバーセキュリティ法改正案に対する公式な懸念を表明し、対話を通じた解決を強く呼びかけています。この動きは、グローバルな産業・サプライチェーンの安定性にも関わる重要な国際ニュースです。
公式なコメントの提出
2026年4月23日、中国商務省は定例記者会見で、EUが現在審議中のサイバーセキュリティ法改正案に関する草案に対して、中国としてのコメントと修正提案を正式に提出したことを明らかにしました。報道官の何勇前氏は、EU側が中国の懸念を真剣に受け止め、考慮することを求めました。
差別的扱いへの警告と対応策
何氏は、もしこの法改正の結果、中国企業が差別的な扱いを受けることになれば、中国は自国の対外貿易法および産業・サプライチェーン安全保障に関する国務院規定に基づき、中国企業の合法的権益を守るための必要な措置を講じることができると述べました。これは、EU域内で事業を行う中国企業への影響に対する明確な警戒を示しています。
協力と対話の道筋
同時に、何氏は協力と対話こそが中国とEUの間の問題を解決する正しい道であると再確認しました。中国はEUとの協議を通じて意見の相違を適切に処理し、共に世界の産業・サプライチェーンの安定と円滑な機能を維持する用意があると表明しています。
デジタル経済とサイバー空間のルールづくりをめぐる国際的な議論が活発化する中、異なる立場をいかに調整していくかが問われています。今回の中国の対応は、国際規制がもたらす広範な影響と、継続的な対話の重要性を改めて浮き彫りにしています。
Reference(s):
China urges EU to heed concerns regarding cyber law revision
cgtn.com




