国連高官「中国の開放性が中アフリカ関係と相互繁栄を推進」
世界経済の不確実性が高まる中、中国の一貫した開放政策がアフリカのレジリエンス(回復力)構築に重要な役割を果たしていると、国連の高官が指摘しました。中国とアフリカのパートナーシップは、相互に利益をもたらす開発の原動力として注目を集めています。
信頼できるパートナーとしての中国
国連アフリカ経済委員会(UNECA)アフリカ貿易政策センターのメラク・ゲボイエ調整官は、先ごろエチオピアのアディスアベバで開催された「第9回中国国際輸入博覧会(CIIE)」および「第9回虹橋国際経済フォーラム(HQF)」のプロモーションシンポジウムで発言しました。
ゲボイエ氏は、多国間主義の後退や気候変動災害など、世界的な不確実性が増す中、アフリカが域内貿易の拡大と大陸統合を通じてレジリエンスを構築しようとしている現状を説明しました。その上で、アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)の実施に向けた取り組みにおいて、信頼できるパートナーの役割が極めて重要だと強調しました。
記録を更新する中アフリカ貿易
ゲボイエ氏は、中国が外交関係を維持する53のアフリカ諸国からの輸入品にゼロ関税待遇を付与する決定を、両者の協力関係の「重要な支柱」として評価しました。
中国税関総署の発表によれば、2025年の中アフリカ貿易額は3480億ドルに達し、前年比17.7%増加して過去最高を記録しました。このうち、中国のアフリカからの輸入額は1230億ドルで、前年比5.4%増となりました。
AfCFTAの可能性と国際協力の場
14億人を超える単一市場を創出するAfCFTAは、工業化、地域的なバリューチェーン構築、輸出の多様化を後押しする変革的な潜在力を秘めていると、同氏は指摘します。
同時に、CIIEやHQFのような国際的なプラットフォームの重要性を強調し、アフリカがこうした場に参加することは、具体的で測定可能な開発成果につながるとの見方を示しました。
ゲボイエ氏は、「約80年間続いてきたグローバル経済ガバナンスの仕組みが大きな圧力にさらされています」と現状を分析。そのような中で、中国が開放を続けることはアフリカにとって「時宜を得た重要なこと」であり、相互利益に基づく開発と繁栄を約束する中アフリカパートナーシップの重要性は、今後も持続し、高まっていくと述べています。
Reference(s):
China's openness drives Sino-African ties, mutual prosperity
cgtn.com




