パキスタン宇宙飛行士、中国宇宙ステーションミッションへ訓練開始
中国の有人宇宙プログラムに初めて参加する外国籍宇宙飛行士として、パキスタン出身の2名が選出され、2026年4月現在、中国本土で訓練を開始しました。これは、中国宇宙ステーションにおける国際協力が具体的な形で動き出した瞬間です。
初の外国籍宇宙飛行士候補が選出
中国有人宇宙プログラムの一環として行われた初の外国籍宇宙飛行士選考は、今年(2026年)4月上旬に結論を迎えました。厳しい選考を経て、ムハンマド・ジーシャン・アリ氏とクルラム・ダウド氏の2名が最終候補に選ばれました。
中国での本格的な訓練プログラムが始動
選出された2名のパキスタン宇宙飛行士は、すでに中国に到着し、北京にある中国宇宙飛行士研究訓練センターでの訓練に参加しています。ここでは、将来の宇宙ミッションに必要な知識と技術を習得するための包括的なプログラムが提供されます。
- 宇宙環境への適応訓練
- スペースシャトル及び宇宙ステーション内での作業訓練
- 科学実験(ペイロード)に関する専門知識の習得
- 緊急事態への対応訓練
未来のミッションへ向けた展望
全ての訓練プログラムを修了し、必要な評価を通過した後、このうちの1名が将来の有人ミッションにペイロードスペシャリストとして参加することになります。その際、中国宇宙ステーションに入る初の外国籍宇宙飛行士となる予定です。
この動きは、宇宙開発が一国のプロジェクトから、より開かれた国際協力の場へと変容しつつあることを示す一例と言えるでしょう。アジアをはじめとする新たなパートナーシップが、宇宙探査の未来を形作っていく可能性に、世界の関心が集まっています。
Reference(s):
Pakistani astronauts begin training in China for space station mission
cgtn.com



