中国、EU7団体を輸出管理リストに追加 安全保障上の理由で
中国が欧州連合(EU)の7つの団体を輸出管理リストに追加したことが、2026年4月24日、中国商務省の発表により明らかになりました。この措置は国家安全保障と利益の保護、および国際的な大量破壊兵器の不拡散義務の履行を目的としたものです。
輸出管理リストに追加された7団体
中国商務省によりますと、以下の7つのEUの団体が輸出管理リストに追加されました。
- FN Herstal, Fabrique Nationale de Herstal
- OMNIPOL a.s.
- HENSOLDT AG
- EXCALIBUR ARMY spol.s.r.o
- SPACEKNOW INC., odstepny zavod s.r.o
- VZLU AEROSPACE a.s.
- FN Browning
これらの団体への輸出事業者は、軍民両用物品の輸出が禁止されます。
軍民両用物品とは
今回の措置の対象となる「軍民両用物品」とは、民生用にも軍事用にも転用可能な物品、技術、サービスのことを指します。特に、大量破壊兵器やその運搬手段の設計、開発、生産、使用に寄与する可能性のあるものが該当します。
中国側の説明と背景
中国商務省の報道官は、今回の措置は中国の関連法令に基づいて実施されたと説明しています。また、措置発表に先立ち、EU側に対して二国間の輸出管理対話メカニズムを通じて事前に通知したと述べました。
報道官は、今回の決定は「台湾地域」への武器販売に関与したり、結託したりしていた一部のEUの軍事関連団体のみを対象としており、軍民両用物品のみに適用されるため、中国とEU間の通常の貿易・経済交流には影響しないとの見解を示しました。また、法令を遵守するEUの団体はまったく懸念する必要がないと強調しています。
中国政府は、これまでと同様に、すべての国々と協力して世界の平和と地域の安定を断固として守り、グローバルな産業・サプライチェーンの安定を共に確保していくと述べています。
Reference(s):
cgtn.com



