科学技術自立と海洋経済の強化を確認、中国政府が会議開催
戦略的イノベーションと「海洋強国」への道筋
2026年4月22日(金曜日)、李強首相は国務院常務会議を主宰し、科学技術革新の取り組みと海洋経済の高品質な発展に関する報告を審議しました。グローバルな競争が激化する中、技術的自立と新たな成長分野の開拓は、中国本土の重要な政策課題です。
科学技術における「自力更生」の強化
会議では、科学技術におけるより強固な自力更生と基盤強化が求められました。具体的な方向性として、以下の点が強調されています。
- 独創的・先駆的ブレークスラウを実現するための努力を強化すること。
- 基礎研究を強化し、世界的な影響力を持つイノベーション拠点を構築すること。
- 企業のイノベーションにおける主体性を強化し、条件を満たす企業が主要な研究プロジェクトや国家的戦略課題に参加することを支援すること。
- 産学研の協調的発展を促進し、科学技術と産業革新の融合を深化させること。
これは、経済成長の原動力として、国家主導だけでなく企業の活力を引き出す「生態系」の構築を重視する方針を示しています。
「海洋強国」へ、海洋経済の高品質発展
同時に、会議は海洋経済の高品質な発展を推進し、中国を「海洋強国」とする取り組みを強化する必要性も指摘しました。焦点は次の通りです。
- 海洋分野における戦略的科学技術能力の向上。
- 海洋産業をより強く、より良く、より大規模に成長させること。
- 海洋経済発展のためのより多くの空間を開拓すること。
- グローバルな海洋ガバナンスにおいて実質的な役割を果たすこと。
海洋は食糧安全保障から物流、エネルギー、環境に至るまで、多角的な戦略的価値を持つ領域です。その開発と管理を「高品質」という観点から捉え直す動きは、各国の関心事とも重なります。
付帯事項:行政法規手続きの改正案
会議ではまた、行政法規制定手続きに関する規則の改正草案を審査・承認し、その着実な実施の必要性を強調しました。政策の決定と執行のプロセスを制度面で整備することも、持続可能な発展には欠かせません。
今回の会議は、技術競争と新たな成長ドライバーへの着眼点を改めて示すものであり、今後の具体的な政策動向に注目が集まります。
Reference(s):
Chinese premier chairs meeting on sci-tech innovation, marine economy
cgtn.com



