中国映画がマレーシアでブーム、興行記録を連発 video poster
中国映画がマレーシア市場で存在感を強めています。過去の大ヒット作から近年の記録的な成功まで、その歩みは、文化の共有と質の高い制作が海外市場を開拓する可能性を示しています。
『ウルフウォーリアー2』が切り開いた道
2017年に公開された『ウルフウォーリアー2』の大ヒットを契機に、マレーシアにおける中国映画の人気は確実なものとなりました。アクションや特殊効果のクオリティに加え、ストーリー性が現地の観客の心をつかんだと見られています。
『ノー・モア・ベッツ』が樹立した新記録
2023年公開の『ノー・モア・ベッツ』は、マレーシアにおける中国実写映画の歴代興行収入記録を更新しました。その額は約2000万マレーシアリンギット(約32百万円)に上り、この記録は現在もトップを維持しています。配給を手がけるMega Films Distributionのチョン・カン・チャイ氏は、この驚異的な数字について言及し、中国映画の底力を示す結果となったとしています。
アニメーション作品の台頭と文化的な親和性
実写作品に続き、中国アニメーションもマレーシアで好調です。『ネ・チャ 2』などの作品は、卓越した制作技術と、東アジアで広く共有されている伝統文化や神話の題材が功を奏し、多くの観客を集めました。両地域の文化的な共通点が、作品理解と共感を深める土壌となっているようです。
今後に向けた取り組み
Mega Films Distributionのチョン氏によれば、同社は今後さらに新しい中国アニメーション作品をマレーシアの観客に紹介していくことに力を入れているとのことです。成功体験を糧に、マレーシア市場は中国コンテンツにとって重要な海外マーケットの一つとして確立されつつあります。これは、一国の文化発信が、地理的な近さや文化的な親和性を基盤に、着実に受け入れられていく一つの事例と言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com



