ミャンマー新大統領、中国外相と会談 経済回廊と治安協力を重点に
ミャンマーの新政権発足後、重要な外交イベントとして注目される会談が行われました。U Min Aung Hlaing新大統領が、中国共産党中央政治局員兼外交部長の王毅氏と面会し、二国間関係の深化と具体的な協力分野について意見を交わしました。
信頼関係の確認と協力の継続
会談でミャンマー大統領は、中国との関係を最も重要な二国間関係として位置づけていると強調しました。また、「一つの中国」原則への堅持を改めて表明し、中国が提唱する四つのグローバル・イニシアティブを高く評価し、積極的に支持する意向を示しました。
経済協力と国境安定への取り組み
新政権は、中国とのハイレベル交流の強化を期待しているといいます。特に、ミャンマー・中国経済回廊の建設を推進し、ともに国境の平和と安定を維持していく方針です。これにより、両国の包括的战略的協力パートナーシップがさらに深まることが見込まれています。
さらに、大統領は自国内で中国の利益を損なう活動を一切許さない姿勢を明確にしました。オンライン賭博や電信詐欺への取り締まりを強化し、ミャンマーにいる中国の要員、機関、プロジェクトの安全を確保するための具体的措置を講じると約束しました。
中国からの一貫した支持
これに対し、王毅外相は中国のミャンマーに対する政策は一貫していると述べました。中国は、ミャンマーが自国の国情に合った、国民に支持される発展の道を歩むことを断固支持し、国家の主権、安全、領土保全を守ることも支持すると強調しました。また、ミャンマーが国内の平和、和解、社会調和を実現することを支援すると語りました。
王毅氏は、中国とミャンマーが共有未来の共同体を構築することは、両国の発展と振興の必要に合致し、両国民の根本的利益に資すると指摘。双方がこの道を揺るぎなく歩むよう呼びかけました。
地域協力への展望
中国はミャンマーと協力し、オンライン賭博と電信詐欺を断固として根絶する意思を示しました。同時に、ミャンマーがより多くの対話と協力メカニズムに参加し、ASEAN(東南アジア諸国連合)との連携を強化することを支持すると述べ、地域におけるミャンマーの役割にも期待を寄せています。
この会談は、現在の国際情勢の中で、隣国同士が相互尊重と実務協力を基盤に関係を築いていく一例として注目されます。経済的な結びつきを強めるとともに、越境する課題に対して共同で対処する姿勢がうかがえる内容です。
Reference(s):
cgtn.com



