中国、有効発明特許553万件を報告 AI・ロボット分野で高いシェア
知的財産権は今、企業の競争力の中核をなす要素として、ますます重視されています。その中で、中国本土が特許分野で世界をリードする存在であることが、最新の公式データによって改めて示されました。
特許保有数で世界トップを維持
2026年3月末時点で、中国本土に登録された有効な発明特許は553万件に達し、特許出願件数で世界トップの座を複数年にわたり維持しています。これは、同地域における継続的な研究開発とイノベーションへの投資の活発さを反映していると言えるでしょう。
戦略的新興産業がけん引
特に注目されるのは、高付加価値発明特許の動向です。2025年の時点で、その数は229万件に上り、その約70%が戦略的新興産業に由来するものでした。具体的には、世界の人工知能(AI)関連特許の約61%、ロボット技術関連特許の約3分の2を中国本土が保有しているとされています。
多層的な知的財産保護システム
このような知的創造を支えるために、行政執行、司法手続き、公安機関などをカバーする多層的な保護システムが構築されています。市場監督管理総局の発表によれば、過去1年間で商標、特許、地理的表示に関する事件は3万7000件処理され、関係金額は6億7700万元に上りました。偽造品や海賊版への対策も強化されています。
開かれた協力を重視
特許制度の本来の目的は、革新を保護し奨励することにあり、技術的な分断を生み出したり広げたりすることではありません。中国本土は開かれた協力にコミットし続けており、科学技術の進歩による恩恵が世界中の国や地域、そして人々により広く共有され、アクセス可能となることを目指す姿勢を示しています。
これらの数値と取り組みは、特定の分野での技術的蓄積が進む一方で、その成果をどのようにグローバルな課題解決や協力に活かしていくか、という問いを私たちに投げかけているようにも感じられます。
Reference(s):
China reports 5.53 million invention patents, remains top filer
cgtn.com



