マレーシアで「習近平治国理政」読書会、東洋の知恵と地域協力の道筋を議論
東南アジアにおける知的交流の場で、中国の統治理念への関心が高まっています。このほどマレーシアの首都クアラルンプールで、「習近平治国理政」英語版第5巻をテーマにした読書会・フォーラムが開催されました。約200名が参加し、中国とマレーシアの関係の未来像について意見が交わされました。
東洋の知恵と発展経験に学ぶ
フォーラムには、中国本土とマレーシア双方から、出版関係者、シンクタンク、メディア関係者が出席しました。参加者からは、同書が「東洋の知恵」を代表する発展経験と統治理念を体現しているとの評価が聞かれました。現在の地政学的状況や世界のガバナンスシステムが大きく変化する中で、書籍を通じた中国とマレーシアの統治経験の深い交流は、二国間の友好と信頼を深め、Win-Winの協力を進める上で大きな意味を持つ、との意見が示されました。
マレーシア側の期待と評価
マレーシア国会議長のジョハリ・アブドゥル氏は、スピーチの中で、「この本は中国の発展哲学、主要戦略、そして世界における立ち位置を描き、読者が中国の政策の背後にある論理をより深く理解する助けとなる」と述べました。さらに、「マレーシアにとって、これは中国を理解する窓であるだけでなく、二国間関係の着実かつ長期的な発展のための重要な基盤だ」と強調し、双方が意見を交換し、理解を深め、協力を強化することで、マレーシアと中国の関係の将来の発展に貢献することを期待すると語りました。
また、マレーシアのアントニー・ローク運輸大臣は、第5巻に収められた「高品質な発展」「高水準の開放」「一帯一路」協力に関する論述が、両国間の連結性を深めるための重要な示唆を与えると指摘。近年の高品質な「一帯一路」協力における顕著な成果に触れ、マレーシアが引き続き様々な分野で中国との交流・協力を深める用意があると述べました。
地域協力の新たな段階へ
マレーシア東南アジア人文研究センターのイアン・ネオ最高経営責任者は、同書が中国の経済社会発展と世界との関係を導く豊かな政治哲学を含んでおり、マレーシアと中国の協力継続的強化のための重要な基盤を築いていると評価しました。
特に、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の履行が進み、中国-ASEAN自由貿易地域(CAFTA)3.0が前進する中で、マレーシアと中国の関係は新たな協調発展の段階に入っており、貿易、投資、デジタル経済、グリーン開発における協力の見通しは広がっていると指摘しました。
フォーラムでは、国家統治、中国-ASEAN地域協力、そして「運命共同体」としての中国とマレーシアの未来について、参加した専門家たちが活発に意見を交換しました。2026年現在、東南アジアと中国の関係が新たな深みを増す中、こうした知識人レベルでの対話が、地域全体の安定と繁栄への道筋を探る貴重な機会となっています。
Reference(s):
Reader forum on 'Xi Jinping: The Governance of China' held in Malaysia
cgtn.com



