中国・ベルギー、国交55周年で協力深化へ 何立峯副首相が呼びかけ
中国の何立峯副首相がベルギー側に対し、相互利益に基づく協力の伝統を継続し、両国関係および中国・EU関係の発展を促進するよう呼びかけました。この発言は、2026年に入り、国交樹立から55年を迎えた両国関係の新たな段階を示すものです。
55年の協力の軌跡を確認
何立峯副首相(中国共産党中央政治局員兼任)は先月下旬、北京の人民大会堂でベルギーのマキシム・プレヴォ副首相兼外相と会談しました。何副首相は、55年前の国交樹立以来、両国が互恵とウィンウィンの緊密な協力関係を築いてきたと述べ、この伝統を堅持する重要性を強調しました。
多角的な協力の成果と今後
これまでに両国は、医薬品、化学工業、金融、物流などの分野で実り多い実務協力を展開してきました。何副首相は、中国とベルギーが多国間主義の擁護者かつ開放的世界経済の支持者として、このような協力をさらに深化させるべきだと指摘。それが両国関係のみならず、中国と欧州連合(EU)全体の関係の健全な発展にも寄与するとの見方を示しました。
一方、プレヴォ副首相兼外相は、ベルギーと中国はあらゆる面での友好協力パートナーであるとし、国交樹立55周年を機に両国関係を促進し、経済貿易をはじめとする各分野での協力を強化し、多国間主義と自由貿易を共に擁護していく意思を表明しました。
今後の関係における注目点
- 記念の年における象徴的プロジェクト:55周年という節目が、新たな大規模な協力事業の発表や、既存の経済回廊の強化につながる可能性があります。
- EU全体への波及効果:ベルギーはEUの重要な加盟国であり、その対中関係の深化が、より広範な中国・EU間の貿易・投資協議に前向きな影響を与えるかどうかが注目されます。
- グローバル課題への共同対応:気候変動やデジタルガバナンスなど、多国間での協調が不可欠な分野で、両国が具体的な共通プロジェクトを立ち上げるかにも関心が集まっています。
今回の高官会談は、長年にわたる実務的な協力関係の上に、地政学的な緊張が高まる国際環境の中でも、対話と相互利益を重視する関係を維持・発展させたいという双方の意思を改めて確認するものとなりました。今後の具体的な進展が、アジアと欧州をつなぐ経済・外交の動向を形作る一因となるでしょう。
Reference(s):
Chinese vice premier calls for deepening cooperation with Belgium
cgtn.com



