中国本土で労働節の旅行ブームが加速、過去最多15.3億人が移動
中国本土で先日終了した5日間の労働節(メーデー)休暇は、春節に次いで今年上半期で2番目に長い休暇となりました。この期間中、交通、観光、レジャーの各分野が大きな恩恵を受け、国内の旅行ブームが鮮明に現れています。
記録を更新した15.3億人の大移動
中国交通運輸部の推計によると、今回の休暇中に行われた地域をまたぐ移動者数は、合計で15.3億人に達しました。これは、1日平均で約3億人が移動した計算になります。
- 前年同期比:約4%増加
- 移動者数:過去最多を更新
多くの人々が休暇を利用して遠出をしたことで、観光業界には大きな追い風が吹いています。
高速道路の無料化が後押ししたロードトリップ
今回の移動の主役となったのは、自家用車によるロードトリップでした。全体の約91.8%にあたる14億件の移動が道路交通によるものでした。
この背景には、休暇期間中に実施された小型乗用車に対する高速道路の通行料無料政策があります。コスト負担が軽減されたことで、より多くの人々が車での旅行を選択したと考えられます。
鉄道利用も歴史的な高水準に
中長距離の移動においては、鉄道がその利便性を最大限に発揮しました。中国国家鉄道集団のデータでは、4月29日から始まった8日間の旅行ラッシュ期間中、1億5,800万人が鉄道を利用しました。
特に5月1日単日では、2,484万人の旅客を輸送し、歴史的な最高記録を更新しています。また、観光列車(景観列車)の増便など、移動そのものを楽しむ新しい体験の提供も、利用者の満足度を高める要因となりました。
Reference(s):
cgtn.com